三日坊主徒然草
2月
今週のアタック
出場者は島崎周子さん(長野)、田島朋子さん(福岡)、吉田照枝さん(愛知)、夏川美保子さん(東京)。
今週は常識人一人とド素人3人大会。その唯一の常識人、島崎さんは序盤田島さんのアシストで下のラインを苦労なくゲットし、中盤以降は三人がかりの無茶振りに悩まされてパネルは伸びなかったものの、結局12枚を獲得して優勝。最後も「オペラ座の怪人」というサービス問題で余裕の正解。やっぱ女性大会なら地名問題を出さないと。
今週のSEED・DESTINY
今週は二回目の要点箇条書きに。理由はほぼ前回と同じだ。しかし西川貴教のセリフ、たった一言かよ。
レイのあの衝動については、ネットで喧伝されているように「実年齢子供説」(レイは実際は7、8歳の子供。成人からクローン生産されたため肉体の加齢が異常に速い)が有力だろうな。「やおい」なぞ準ゴールデンの地上波でできるわけ無いし。
PHASE19「見えない真実」
・ミネルバは黒海沿岸のディオキア基地に到着。
・そこにはミーアがラクスとしてプロパガンダの慰問コンサートに来ていた。デュランダルも来訪。
・ミネルバを追って連合の新三人組も基地周辺に潜入。ついでにミリアリアも取材に来ていた。
・デュランダルはまずタリア、レイと面会、その後残りのミネルバのMSパイロット全員も合流。
・そのときもう一人のFAITH、ハイネ・ヴェステンフルスと面会。グフ・イグナイテッドも目にする。
・デュランダルはシンのことを強く覚えていた。良くも悪くも。
・彼はその席でこの戦争の真相(?)、軍産複合体とその黒幕「ロゴス」についてとうとうと語る。
・しかし自らのその可能性については巧妙に目を逸らさせた。
・その後議長はアスランと面会、ラクスの行方について問い、双方の情報交換を約束させる。
・しかし暗殺未遂事件に関しては言及しなかった。
今週のアタック
今週の出場者は金房眞二郎さん(福岡)、鈴木恵理さん(愛知)、有吉伸介さん(大阪)、君島嘉子さん(東京)。
で、展開の方はというと…これが良くも悪くも金房さんのワンマンショー。序盤はカドの配給役という道化を演じ、君島さんに上のライン、左右の準ラインをそっくり進呈。手数は多かったので中のあんこを食べて飢えはしのいでいたものの、いつ食べられるか分からない存在。
しかしアタックチャンスで苦戦の元凶となった5番を消し、遠回りしたものの君島さんのお立ちにも助けられて5、25番に入って、右のラインを引っ繰り返し鮮やかに逆転。最終的に12枚を獲得し、最後の「萩原朔太郎」も見事に正解してフランス旅行獲得。おめでとうございます。
今週のSEED・DESTINY
今週は戦略面でけっこう重要な攻防戦のハズなんだが、いやにあっさりと流したな。レジスタンスの女の子も前作のカガリ的な位置なのに碌なセリフも無かったし。かといって一発キャラにしては丁寧に描き過ぎてるし。あの坑道も、もう一ひねりあるべきだろう。あんな簡単に突破できてもなぁ。その存在そのものといい連合軍のお粗末な防備といい、ご都合主義もここまで来ると笑えるな。
PHASE18「ローエングリンを討て!」
作戦は実行に移された。現地のレジスタンス代表コニールの説明によるとここには古い坑道があり、MSこそ通れないものの砲台のすぐそばに繋がっていた。よってインパルスが分解したまま突入して砲台の前に現れ、一気に破壊する作戦が取られる。作戦の説明中例によってシンがアスランやコニールに噛み付くが、アスランは軽く受け流す。前回のザフト軍による突破作戦に呼応してレジスタンス蜂起し、その失敗後連合軍に手酷い弾圧を受けた彼らにとって、これはまさに命のかかった作戦だった。
コアスプレンダーが坑道に突入すると、そこはまさに真っ暗闇だった。レジスタンスの情報だけを頼りに、シンは悪態をつきながら進んでいく。その頃地上ではアスラン達が敵部隊を引き付け、敵もローエングリンを撃って反撃する。ミネルバもその機動性をフルに活かして回避し、戦況は膠着しつつあった。
とそこにようやくシンが坑道を潜り抜け、敵の鼻先に出現する。泡を食ってローエングリンを守ろうとする敵を次々と撃墜しながらインパルスは砲台に近付く。そこにセイバーも加勢、敵のタテである陽電子リフレクター装備のMAゲルズゲーを戦闘不能に追い込む。そして格納庫に仕舞われようとする陽電子砲に、倒したダガーをぶつけるという強引な手でシンは任務を完遂する。
「解放軍」であるシンたちは現地人の熱烈な歓迎を受ける。が、彼らによる連合軍への略奪、虐殺などの報復を目撃したアスランはシンに一応の賛辞を述べるものの、気が晴れることは無かった。素直に彼らの歓待を受けるシンとは対照的だった。
今週のミリオネア
一人目は新潟小千谷の実家が例の新潟中越地震で全開してしまった高橋靖夫さん(新潟)。新潟で第一号の男性美容師という父の応援の下快進撃を続け、250万円に到達。が、500万円の「サザエとマスオが出会った場所」(デパート)で惜しくも敗退。
二人目は芸能人枠から中日の山本昌広(愛知)。彼も250万まで進むものの、続く「日の丸の赤い部分の面積」(約19%)で試合終了。ま、年俸3億貰ってんなら大した痛手じゃないだろ。
三人目は難治性の胃がんが肝臓に転移し、それを母が家を売ってまで海外から個人輸入した薬で治した小関有希子さん(静岡)。1000万はその薬代の返済。が、11問目で終了。
四人目の小口好子さん(長野)はナレーションベースで流されて13問目で敗退。
今週のアタック
今週の出場者は中谷美登里さん(和歌山)、草野洋介さん(長崎)、杉山恵理子さん(神奈川)、駒木義見さん(岩手)。
序盤駒木さんのリードで十字を完成…かと思いきや逆トの字が出来たところで杉山さんが横槍を19番に入れ、そこにつけ込んだ草野さんが25番を奪取。杉山さんはその後もカドの配給役に徹し、今度は5番を駒木さんに献上。
駒木さんはさらに1番に斜めから入り、上のライン形成を目論むものの中谷さんに阻止され、ニッチを埋められる。そうこうする内に草野さんに下の準ラインを築かれ、枚数でこそリードするもののラインが取れず楽ではない展開に。
アタックチャンスを取った中谷さんがイチかバチかの大博打で25番を開け、勝負に出る。しかしここで地力に勝る駒木さんが連答、25、21番に入って万事休す。草野さんはこの間お立ちでどうにも出来ず。結局19枚の大量得点で駒木さんが圧勝し、最後も「天保」を見事に正解してフランス旅行獲得。おめでとうございます。
今週のSEED・DESTINY
さて大方の予想通りというかなんというか駄作の匂いがプンプンしてきたこの続編だが、今回も妙な伏線が張られている。アスランによるシンへのメッセージである。アニメで主人公にメッセージを残す人物は基本的に死ぬ(「エヴァ」の加持リョウジなど)。デュランダルを糾すというもう一つの伏線との整合性はどうするつもりなのか。前作の「クジラ石」なみの放置プレイに陥らぬことを切に願う。
ホーク姉妹のダイエット話はどうでもいいので、重ねていうが、萌えを濫発しないように。
全く関係無いが、今週の「トリビアの種(カブトムシ世界大会)」は秀逸。このレベルが維持されるようなら、3月中のコーナー復活も十分ありえる。
PHASE17「戦士の条件」
アークエンジェルはスカンジナビア沖で身を潜めていた。世界の動きが読み切れないので動くに動けなかった。とそこにプラントでのミーアのライブ映像が入って来る。先のラクス暗殺未遂事件の目的はようやく見えてきた。しかしこの一件と、今回の戦争におけるデュランダルの行動とが結びつかず、彼のその二重性を嫌うキラと「それも政治」と一定の理解を示すバルトフェルド…彼らの中でも見解は統一できていなかった。とにかく彼らはプラントに向かい、多くの真実を知るはずのアスランを待っていた。
そのアスランを乗せたミネルバはペルシャ湾のザフト軍マハムール基地に到着するが、“あのクルーゼ隊にいたアスラン・ザラ”の名を聞いて現地の兵士からどよめきが起こる。そして着くやいなや基地司令官ヨアヒム・ラドルから現地の状況を説明される。
このマハムールとジブラルタルの間に打ち込まれた楔である、連合軍スエズ基地はユーラシア西側の抵抗運動に手を焼いていた。スエズの孤立を防ぐためガルナハンに前線基地を築いて何とか生命線を保ち、同時に抵抗も押さえ付けていた。しかしそこさえ落とせば…ということでここが目下最大の攻防地となり、連合側は陽電子砲ローエングリンを設置して睨みを利かせていた。ミネルバの参戦はその戦況を一変させる可能性もあり、彼らは期待を寄せていた。
夕日の見えるデッキでシンが一人でいると、そこにアスランが現れる。そこでアスランはかつての自分を思い出しながらシンに語る「自分の非力さに泣いたことのある人間は誰でもそう思うさ…たぶん。しかしその力を手にした瞬間から今度は自分が誰かを泣かせる側になる。それだけは忘れるなよ」。
今週のミリオネア
一人目は来年金婚式を迎える奥様と世界一周旅行に行きたい坪田慎治さん(東京)。76歳はレギュラーでの早押し突破最高齢。さすがに年の功はダテではなく、150万円まで順調に正解を重ねる。しかし次の「ボウリングのスコアに使われるアルファベットはGと?」(F)で敗退。
二人目の蔵田美津枝さん(北海道)はナレーションベースで流されて10万で終わり、早くも三人目。勤務する小学校にまともな暖房設備が欲しい工藤信司さん(北海道)。彼も250万の問題で終了。
四人目はパーキンソン病の母を温泉旅行に連れて行きたい高松早苗さん(埼玉)。が、75万の問題でライフラインを使い果たし、力不足は明らかだったものの、その後問題に恵まれて250万円まで進出し、「カマキリの耳」(脚の付け根)でドロップアウト。
今週のアタック
今週の出場者は前田寛さん(北海道)、田畑恵都子さん(愛知)、土居英司さん(大阪)、黒澤清歌さん(東京)。
で、展開は黒澤さんと前田さんが取ったカド(1、5番)のニッチに土居さんが入り込み、枚数の上ではリード。そしてアタックチャンスで念願のカドを二つもゲット(21、25番)し、上下8枚を確定。その後も順調にまとめて計14枚を獲得して優勝、最後も「ユカタン半島」を正解してフランス旅行を獲得。おめでとうございます。
今週のひとこと。中村七之助、そして「顔に泥を塗る」…何とタイミングのいい。
今週のSEED・DESTINY
とまぁ今週は一応戦闘メインの回だったんだが、最後のシンの独走とアスランのビンタについては見解が割れるだろうな。アスランのミーハーはともかく、ともすれば奇麗事にも聞こえる(というか事実そう)アスランの高邁な思想とシンのリアリズムの乖離はお話が進むにつれて埋まっていくのか、それともシンはこのまま“暴走”し続けるのか。今後の見どころの一つだな。シンとステラの今後…はヲタに任せる。あいつらに妄想させると面白いからな。そのためには今の「萌え」過剰供給を止めて適度に飢えさせるといい。
PHASE16「インド洋の死闘」
ネオの行動は素早かった。カオス、アビスを出撃させ、近くの前線基地から護衛のウィンダムも強引に全機出撃させ、代わりにガイアを置く。ただミネルバ、さらに宇宙で一戦交えたブレイズザクファントムのことが頭にあった彼は、これで終わるとは思っていなかった「これでけりが付けば御の字だがな」。そして彼自身も専用ウィンダムで出撃する。
ミネルバもすぐに敵を捕捉、待機していたインパルス、そしてセイバーが迎撃する。艦長はフェイスであるアスランへの指揮権は無いが、アスランも迷うことなく戦闘に首肯する。そしてモビルスーツの指揮権はアスランに委ねられる。
見慣れぬ新型を目にしたスティングはセイバーへ向かい、残ったネオらはインパルスと、自然役割分担が決まっていった。共に空中戦を得意とするカオスとセイバーの一騎討ちとなる。
しかし最大の敵は海中から忍び寄っていた。水陸両用MSアビスがついにその真価を発揮する。我が庭で暴れ回るアビスにザフト軍はなす術もなく次々撃墜されていく「アハハハハー!ごめんね、強くてさ!!」。ミネルバがレイとルナマリアを投入して何とか被害を最小限に食い止めるのが精一杯だった。
シンの予想以上の戦闘能力に救援のウィンダムが全滅させられたネオは、戦術を建て直してインパルスを基地方面に誘導し、ガイアを戦闘に巻き込む。アーモリーワンの再戦となったこのカードだが、アスランはこれがネオの計略であることを察知する。そして撤退を命令するがシンはそれを無視し、再び一騎討ちとなる。インパルスは自然、連合軍の前線基地を発見する。そこでは現地の民間人が徴用され、基地が設営されていた。そして戦闘から逃げようとする彼らを、連合軍は射殺していた。
基地を発見されたネオは迷わず撤退を決め、三人に命令する。そのときのネオの軽口にむっとしたアウルは、帰り際ミネルバ護衛のボズゴロフ級潜水艦ニーラゴンゴを撃沈して去って行った。
ニーラゴンゴ撃沈を知ったシンはそのまま怒りに任せて目の前に突入し、アスランの命令も無視して基地を徹底的に破壊する。戦闘能力の無い敵への攻撃、それはアスランには許しがたいことだった。しかしシンには民間人を解放するという、一応もっともな理由があった。
しかしアスランはそれを許さず、帰投後シンを張り倒す「戦争はヒーローごっこじゃない!自分だけで勝手な判断をするな。力を持つ者なら、その力を自覚しろ!!」しかしそれはシンにはまだ理解できないことだった…。
今週のミリオネア
今日は節分、そしてコンビニとオフシーズンの寿司屋の陰謀で最近広まった恵方巻きの日。しかしそんなことは関係なく番組は進む。
一人目はトラクターが壊れて農地を耕せず年収20万という生活を送る、元警視庁鑑識官の森一美さん(高知)。グリコ森永事件や日航機墜落事故など数多くの有名事件にも係わった敏腕警官だが、クイズの方も順調で「星飛雄馬の巨人での最初の背番号」(16)などを突破して250万円に到達。が、次の「元タクシー運転手のタレント」(ビートたけし)で終了。
二人目はタレント枠から女優山村紅葉。早稲田政経卒、元国家公務員のキャリアはダテではなく、250万まで進出。しかし続く「日本の成人喫煙率」(29%)で敗退。
三人目に本日のハイライト、モルディブ人の夫の実家が先般のインド洋大津波で流されてしまった片岡博子さん(神奈川)。家の再建費用250万円まで貯まったところで堅実にドロップアウト。
今月の本棚
2日
高橋留美子「めぞん一刻」1巻
7日
雑誌「週刊競馬ブック」
14日
雑誌「週刊競馬ブック」
「週刊ベースボール」選手名鑑号
「ヤングアニマル」
高橋留美子「めぞん一刻」2巻
16日
雑誌「サラブレ」3月号
21日
雑誌「週刊競馬ブック」
「ビジネスジャンプ」
28日
雑誌「週刊競馬ブック」
高橋留美子「めぞん一刻」3巻
過去のエッセイ
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