川崎市の「都市計画マスタープラン」で考えられている
土地利用プラン(案)です。


川崎市ホームページ http://www.city.kawasaki.jp/50/50tosike/home/tosimasu/ztotiriyou.htm から転載した図です。


この土地利用構想で、宮前区の計画地付近(○印部分)は
【低層の住宅地】および【中低層の住宅地】になっている、
というのがポイントです。
※但し、これは市行政が市民から意見を募るための「素案」です。

(掲示板にて情報をお知らせくださったXUSHIKUMAさん、ポプラさんら、ありがとうございました)

10種類の土地利用イメージ


10種類の土地利用イメージ

低層の住宅地
戸建て住宅などを中心に、低層住宅による密度の低い住宅市街地です

中低層の住宅地
中層住宅と低層住宅による比較的密度の低い住宅を中心とした市街地です

中高層の住宅地
高層住宅と中層住宅を中心とし、一部では低層住宅が混在する比較的密度の高い住宅市街地です

商業・業務地
拠点地区(都心や副都心)の駅前などで、商業・業務施設や文化施設を中心とした高密度な市街地です

近隣商業地
近隣の住民のための商店街などの商業施設と住宅が複合した市街地です
(注)おおむね、低層住宅は3階以下、中層住宅は4〜6階、高層住宅は7階以上の建物を想定しています。

研究開発型業務・工業地
研究開発施設や業務施設、生産施設など多様な機能が複合した市街地です

臨海部工業地
工場やそれに付随する工業用施設・研究開発施設などが立地する市街地です

流通業務地
市場や港湾に関連した倉庫及びそれに付随する流通施設などが立地する市街地です

公園緑地等
公園や緑地など、市街地内で緑を確保するとともにスポーツ・レクリエーション施設などが立地する地域です

自然的土地利用
農業振興地域や山林などの自然的な土地利用の保全を中心とする地域です

幹線道路沿道型土地利用    [凡例]○○○○○○○○○
特に幹線道路の沿道など、自動車関連施設や商業・業務の利便を図る施設が
立地する地域です。


「都市計画マスタープラン」とは

平成4年の法改正で「市町村の都市計画に関する基本的な方針」として創設され、住民に最も近い立場にある市町村による策定が義務づけられた制度(都市計画法18条の2)である。
それは、議会の議決で定められた「基本構想」と、都市計画の「市街化区域および市街化調整区域の整備・開発・保全の方針」に即して定められるものである。
個別の細かな計画や事業の内容そのものを直接決めるものではないが、今後川崎市が定める都市計画は、このマスタープランに即して決められることになる。  ………というものだそうです。



ひらたく解釈すると…

これからの川崎のまちづくり(=市民が住みやすい街の作り方ルール)を、
市民の意見を聞きながら、決めていきましょう!

というものだと思っていいんじゃないでしょうか。



このマスタープランは

市全体を対象に意見を聴取してプランを定めていく……【1】全体構想
各区ごとに市民参加で話し合いをしてプランを定めていく……【2】区別構想
地域を選んで地域ごとにプランを定めていく……【3】まちづくり推進地域別構想

に分かれているそうです。
つまり、【2】区別構想で、宮前区のプランは宮前区区民も策定に参加する、ということです。



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