市が出した「審査書」

(仮称)鷺沼4丁目プロジェクトの環境影響評価に関して、
市が、その評価に対する「結論」をまとめたものである「条例環境影響評価審査書」(以下「審査書」)が
2002年7月31日付け(市の公式HPへの掲載は8月1日付け)で公告されました。


審査書」は、川崎市長の任命による審議会(全19人)
「この事業者の計画は環境に良いか悪いか」を審議した結果(「答申書」)を参考にしながら、
川崎市長が「市の最終的な判断」をまとめ、
事業者に対して「その判断」を書き記して送りつけるものです。
 (※環境アセスの詳しい手順についてはこのチャート図ご参照のこと)

↓ ↓ ↓ 審査書の内容は下記、川崎市公式HPに掲出されています。ご覧ください。↓ ↓ ↓

http://www.city.kawasaki.jp/30/30kansin/home/index1/saginumasinsasyo.htm

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「審査書」の内容は、ほぼ全文とも、
先だって出された「答申書」の内容通りのものです。

川崎市は、“土地を所有し、それを営業に使用する”という
事業者の権利は認めながらも、
11階建てもの高層化計画には懸念を示し
周辺環境・周辺住民に十分受け入れられる計画の再考
を示唆する文面で、審判をくだしました。

この「文面」を、自分たちの利益追求しか視野に入れていない事業者が
どう“自分たちの都合のよいように”解釈して
この先のことを進めようとするか。
その展開を、われわれは厳しく見守っていかなければならないでしょう。


この「環境アセス」はこうした結論となりました。が、
この計画への建築許可は、
いまだに出されていません

この環境アセスの結果を受けた後に、事業者はやっと“建築申請をする準備”が行えることになり
そこではじめて“建築許可”を得なければなりません。

この計画は、まだまだ認められていないものです。

この巨大計画のかかえる問題性について、
川崎市議会も動き出しています。


この闘いは、まだまだ終わりません。

この地域の住環境を守るために。
この地域に住まうことを心から愛するみなさまの
 ますますのご協力をお願いいたします。




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