鷺沼ヴァンガートンヒルズ建設工事を進める
大林組が早くも工事違反を犯し、
その事実を認めました。

2003年1月に事業者が本工事に着工して以来、私たち『守る会』はその工事状況を監視し続けていますが、
施工社・大林組が幾度となく工事違反を犯していることを確認していました。

大林組にこのことを告げて抗議したところ、工事違反の事実を認め、
このほど下記のような「謝罪文」を提出しましたので、ここに掲載します。


この謝罪文は、それぞれの違反発覚時にすぐ抗議を申し入れたにも関わらず、
何週間も放置され、この4月にはいってやっと提出されたものです。

また、これは私たち住民が確認をして抗議した案件のみ対して出されたものであり、
住民の監視の眼から漏れた他の違反を申し出ているものではありません。
つまり、この工事違反は、氷山の一角でしかない可能性が十分にあります

さらに、住民からの抗議がなければ、施工社はこれらの違反事項に対して
なんら改善策をとらなかったであろうことは明確です。

ちなみに、この違反事実のうち、第1項目にある「ダンプが鷺沼駅方面から交差点を左折して進入」というのは、事業者が環境アセス条例および警察によってダンプ等大型車両はこの方向からのこの経路しか通行を認めないとされていた取り決め事項を大きく無視した違反です。(鷺沼4丁目現場付近の道路はそもそも道路構造脆弱のためダンプ等大型車両の通行を禁止されている道路です)

また第2項、第3項については、正式な工事協定書が成立していない現段階でも、大林組責任者が「これは待機行為および駐車行為は決して行いません」と住民にはっきりと確約していた案件です。

いずれも、施工社である大林組に約束遵守の意思が無いか、
あるいは意思があっても作業員個々に対する監督能力が十分でないために発生している事態です。
今回はまだ事故にはいたらない“単なる違反”で済んでいますが、
このケアの無さが今後も事故を起こさないとは限りません。

今回の謝罪文で、違反者の処分をし、今後再発なきようにする、と文面にはありますが、
すでに破られているその“約束”が、再度破られることのないよう、
『守る会』では今後も監視を続けていくつもりです。


大林組が工事違反の事実を認め謝罪した謝罪文


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