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2012年2月11日(土) 17:41 |
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海底トンネル事故、新たに遺体発見
岡山県倉敷市で起きた海底トンネルの事故で、11日、新たに1人の遺体が見つかりました。
遺体で見つかったのは、弘栄建技の眞鳥晴次さん(43歳)です。 警察によりますと眞鳥さんは、11日午前11時前、立て坑の水深23m付近で、鋼材に挟まれた状態で発見されたということです。 トンネルの立て坑は深さが30mあり、底の部分には約10mの高さに鉄骨や建設資材が積み上がっていることが確認されています。 現場では10日から、がれきの撤去作業が行われていますが、水が濁るなどして、作業はたびたび中断しています。 残る3人の不明者の行方はまだ分かっていません。 一方、事故があったトンネルの北側に、10年前に建設されたもう一つのトンネルで起きた水が出るトラブルについて、鹿島は、距離が離れているため、事故とは直接関係がないのではないかという認識を示しました。 この海底トンネルは、今回事故があったトンネルの30m北側に、並行するように建設されたトンネルです。 鹿島によりますと、掘削中にトンネルの中に水や泥が飛び込んでくるトラブルで、発生した場所は今回の事故の場所から500mほど離れたところだということです。 また、トンネルをほる掘削機に取り付けられたセンサーのデータについても、引き続き解析を行い、原因究明を急ぐということです。
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