中嶋、旗揚げ戦で逆転“記念星”

　「ダイヤモンドリング」（１１日、後楽園ホール）

　５周年を迎えた健介オフィスがダイヤモンドリングに団体名を変更しての旗揚げ戦を行い、メーンを務めた中嶋勝彦が記念の勝利を挙げた。

　中嶋は「特別な日にメーンに出させてもらえたことを光栄に思います」と胸を張った。同時に「佐々木さん、奥さん（北斗晶社長）にお世話になって、今日やっと自立、親孝行ができた」と涙をこぼした。そして、次なる恩返しとして「佐々木健介に勝つ」を今年の目標に掲げた。

　超満員札止め２０７０人の観衆が詰めかけた大成功の船出に、北斗社長は「ありがたいこと」と感謝。「少ない人数ながら、よくここまで来た。期待に応えられるよう、いい試合をしないと」とさらなる飛躍を誓った。

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