Windows XP基礎知識

フォルダ or エクスプローラ

フォルダは、ファイルあるいはサブフォルダの容器だが、その見せ方にはさまざまなオプションがあって、多数のカスタマイズ項目がある。

メモ:[マイドキュメント]、[マイコンピュータ]、[マイネットワーク]、コントロールパネルはフォルダ?

これらは、フォルダの外見をしているが、通常のフォルダではないのでここでは取り上げない。これらのプロパティは一般のフォルダのプロパティとは異なり、[フォルダのカスタマイズ]ページは表示されない。[マイドキュメント]には[ターゲット]が、[マイコンピュータ]には[システムのプロパティ]が、[マイネットワーク]には[ネットワーク接続]が、カスタマイズに代わって表示される。コントロールパネルは、プロパティの見せ物小屋みたいなものだが、自身のプロパティをもたいない。

フォルダ or エクスプローラ
フォルダのカスタマイズとは
[全般]ページ
[表示]ページ
[ファイルの種類]ページ
フォルダを個別にカスタマイズする

フォルダのカスタマイズとは

フォルダのカスタマイズとは、エクスプローラのカスタマイズと同じだ。なぜなら、フォルダを開くとは、エクスプローラのウィンドウを開き、そこにフォルダの内容を表示することを意味する 。 つまり、エクスプローラというプログラムのウィンドウのことを、Windowsではフォルダといっているのだ。(詳しくは「フォルダとエクスプローラを探る」→「フォルダの表の顔、裏の顔」参照)

エクスプローラはWindowsの表の顔であり、ユーザーの使い勝手を左右する。 エクスプローラのカスタマイズには、任意のフォルダを開き、[ツール]→[フォルダオプション]を使う。コントロールパネルの[フォルダオプション]でも同じ だ。フォルダのカスタマイズは、こうして開いた[フォルダオプション]ダイアログボックスから行う。続く節では、このダイアログボックスの各ページを説明しよう。 ただし、[オフラインファイル]ページは、この節のテーマから離れるので、機会があればネットワーク関係の章で説明することになるだろう。

メモ:プログラムのカスタマイズ

プログラムとしてのエクスプローラは、[スタート]メニュー→[すべてのプログラム]→[アクセサリ]→[エクスプローラ]と、ずいぶん使いにくい場所にあるが、これはエクスプローラを使いたければ、任意のフォルダを開けばいいので、直接エクスプローラを起動する必要はないからである。WindowsやMS Officeソフトは、プログラム全般のチューンアップ項目を、標準メニューバーにある[ツール]→[オプション]に集めている。その意味で、エクスプローラのカスタマイズも、フォルダを開いて[ツール]→[フォルダオプション]というのは同じ扱いといえる。


[全般]ページ

このページは、フォルダの外環や使い勝手の大枠を設定する。 [既定に戻す]ボタンでいつでも、既定の設定へ戻すことができる。

フォルダオプションの[全般]ページ
フォルダオプションの[全般]ページ 
[全般]ページのオプション
表示項目 説明
作業

フォルダの表示方法を、Windows Me以前のものか、Windows XP以降のもの(「フォルダに共通の作業を表示する」)かを選択する。 フォルダの作業については「Windows!これだけは知っておこう」→「フォルダでの作業」参照。

「従来のWindowsフォルダを使う」 「フォルダに共通の作業を表示する」
「従来のWindowsフォルダを使う」 「フォルダに共通の作業を表示する」
フォルダの参照

既定では、階層を下りながら次々にフォルダを開くと、最後に開いたものだけを表示するが、途中のフォルダをすべて開いたままにしておくこともできる。 次図は、「フォルダを開くたびに新しいウィンドウを作る」を選び、[My Documents]→[AA]→{BB}→……と開いた結果である(見やすいようにタスクバーのショートカットメニュー[重ねて表示]を選んである)。「別のフォルダを開くときに新しいウィンドウを作らない」を選んであれば、最後のフォルダだけが表示される。

「フォルダを開くたびに新しいウィンドウを作る」
「フォルダを開くたびに新しいウィンドウを作る」
クリック方法

このオプションについては、「Windowsの基本」→「マウス操作のコツ」→「ポイントして選択、シングルクリックで開く」参照。

[表示]ページ

フォルダの表示方法について、詳細に設定する。[既定に戻す]ボタンでいつでも、既定の設定へ戻すことができる。

[表示]ページ
[表示]ページ
[表示]ページのオプション
表示項目 説明
フォルダの表示
フォルダの表示

次項[詳細設定]の内容は、コントロールパネルからでも、どのフォルダの[フォルダオプション]からでも、すべてのフォルダに適用される。さらに、この[すべてのフォルダに適用]を使うと、このフォルダの表示メニューで設定した内容が他のすべてのフォルダに適用される。いわば、このフォルダの設定がテンプレートとなる。

[全フォルダをリセット]は、すべてのフォルダを既定の設定へ戻す。

詳細設定
「詳細設定」の全容
既定状態の詳細設定

ファイルおよびフォルダの表示に関して、さまざまな詳細設定を行う。内容が多いので、次表「詳細設定 ファイルおよびフォルダ」 で説明する。

詳細設定 ファイルおよびフォルダ
説明
Webページとフォルダを対にして管理します
  対になった部分を1つのファイルとして表示し、管理も1つのファイルとして行います。 (1)
  対になった部分を両方とも表示し、管理は1つのファイルとして行います。 (2)
  対になった部分を両方とも表示しますが、管理は別々に行います。 (3)

Webページを保存すると、テキスト以外の画像などはファイルとして別のフォルダに保存される。例えば、インターネットで見て保存しておきたくなったページをomoroi.htmlとして保存すると、同時にomoroi.filesというフォルダが作成される。そのフォルダの扱いをここで決めるのだ。(1)、(2)の1つのファイルとして管理するを選ぶと、一方を移動すれば他方も移動され、削除すれば削除される。

メモ:(1)を選んでもフォルダが非表示になるわけではないので、(2)となにが違うのか不明?

アドレスバーにファイルのパス名を表示する

パス名はタイトルバーにも表示できる(後出「タイトルバーにファイルのパス名を表示する」参照)。[My Documents]の深い位置にあるフォルダ[DD]について、違いを次図に示す。

パスを表示する パスを表示しない
パスを表示する パスを表示しない
エクスプローラに簡易フォルダ表示を使用する

フォルダのツールバーで[フォルダ]ボタンが押してある状態(エクスプローラバーの[フォルダ]がオン)で、フォルダ階層を示す波線の表示/非表示を選択する。

波線なし(簡易フォルダ表示) 波線あり
波線なし(簡易フォルダ表示) 波線あり
 
システムフォルダの内容を表示する

ポップアップヘルプは、次図のように説明している。

ポップアップヘルプ
ポップアップヘルプ

このオプションは、システムドライブ/システムフォルダのタスク枠にある「このドライブの内容を非表示する」 /「このフォルダの内容を非表示する」と同じ働きをする。ただし、このオプションの設定はドライブ/フォルダに一括で効くが、タスク枠のドライブ/フォルダ のものは個別に効く。「フォルダでの作業」→「特殊なフォルダのタスク」→「システムドライブ/システムフォルダ」参照。

タイトルバーにファイルのパス名を表示する

アドレスバーにもパス名は表示できるから、どちらかを選ぶことになるだろう。前出「アドレスバーにファイルのパス名を表示する」参照。

パスの表示/非表示
パスを表示しない パスを表示する
パスを表示しない パスを表示する
ネットワークのフォルダとプリンタを自動的に検索する

ネットワークに接続しているコンピュータは、他のコンピュータとファイルやプリンタを共有できる(ただし、共有には、それぞれのリソースをもつコンピュータの管理者が共有を許可する必要がある )。共有リソースがある場合、自動的に検索して[マイネットワーク]にネットワークプレースとして表示するかどうかを選択する。「共有リソースを探す方法」も参照。

ファイルとフォルダの表示
 すべてのファイルとフォルダを表示する (1)
 隠しファイルおよび隠しフォルダを表示しない (2)

ファイル、フォルダのプロパティに「隠しファイル」属性がある。これがチェックしてあると、(2)に設定してある場合、ファイル名、フォルダ名がエクスプローラに表示されなくなる。 チェックしないと、薄く表示される。

表示状態の隠しファイル、フォルダ
表示状態の隠しファイル、フォルダ

他のオプション「システムフォルダの内容を表示する」、「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない」の設定は、本オプションの設定には影響されない。例えば、(1)に設定しても、システムフォルダや保護ファイルは表示されない。

フォルダとデスクトップの項目の説明をポップアップで表示する
ポップアップした説明
フォルダのヒントにファイルサイズ情報を表示する
フォルダのヒント
フォルダのヒント
マイコンピュータにコントロールパネルを表示する
コントロールパネルを表示
コントロールパネルを表示
ログオン時に以前のフォルダウィンドウを表示する

前回、ログオフあるいはシャットダウンしたときに開いていてフォルダを、次回にログオンしたときにも表示するかどうかを設定する。

暗号化や圧縮されたNTFSファイルをカラーで表示する

NTFSファイルシステムを使用している場合のみ有効なオプション。ドライブ、フォルダ、ファイルの名前の表示色を変える。 なお、圧縮、暗号化はオブジェクトのプロパティの[全般]ページの[詳細設定]から選択する。

圧縮したものは青
各フォルダの表示設定を保存する

既定では保存することになっている。で、これを外すと、どんな表示になるか? その場合、このオプションを外し以後、最初に開いたフォルダの表示設定がそれ以後のフォルダの表示設定となる (最初に開いたフォルダの表示設定は前回開いたときのものが使われる)。通常は、[マイドキュメント]から開くから、[マイドキュメント]が前回開かれたときの設定が以降のファイルに適用される。 最初に開いたフォルダから で上がって開いたフォルダにも適用される。[マイドキュメント]を経由しないで、ドライブやデスクトップなどに置かれたフォルダを直接開いた場合もそのフォルダの表示設定が基準となる。もちろん、途中で開いたフォルダの表示設定を変更すれば、その設定が以降に開くフォルダに適用される。

ヘルプには次のようにある。

ヘルプ
ヘルプ    

“ファイルの簡易共有”としたほうがわかりやすいだろう。Windowsでは、フォルダ個別にネットワーク経由 や、同じコンピュータ内の他のユーザーとのファイル共有の許可を細かく設定できる。しかし、一般のユーザーには前提知識が多すぎて煩瑣だ。だから、Windows XPでは簡便な方法を導入した。個々のコンピュータのシステムドライブに「共有ドキュメント]というフォルダを設け、それを窓口としてファイルを共有する方法だ。だから、各コンピュータが一つずつの窓口をもち、そこへ置いたファイルやフォルダは、同じネットワークの他のコンピュータのユーザーも利用できるようにする。 共有フォルダにあるファイルは、他のユーザーも読み書き自由だ。読み取りは許可し、書き換えや削除は禁じるといった細かい制御はできない。

既定はこのオプションがオンである。だからといって、ただちにファイル共有ができるわけではない。[マイネットワーク]の「ホーム/小規模オフィスのネットワークをセットアップする」ウィザードを実行して、自分の共有フォルダを開放するように設定する必要がある。前図中央が共有前、右が共有後だ。共有フォルダは、アイコンに手が添えられる。

ただし、自分の共有フォルダを共有にしていなくても、相手が自身の共有フォルダを共有に設定してあれば、こちらからそれを利用することはできる。完全にPeer to Peerにするならお互いに共有を設定すべきだし、どれか1台をファイルサーバのように使うのなら、そのコンピュータの共有フォルダだけ共有にすればいい。

縮小版をキャッシュしない

フォルダ内のオブジェクトを縮小表示する場合、縮小イメージの生成には時間がかかる。そのため、一度表示したら、そのイメージをキャッシュして再利用する。キャッシュすればメモリはそのぶん多く消費されるので、遅くなってもメモリの消費を回避することができる。

登録されている拡張子は表示しない

拡張子は、ファイル名の最後のドットで区切られた部分(例えば、image.jpgのjpg)で、ファイルとファイルを開くアプレットを対応つける記号だ。 ファイルをクリックすると、Windowsは、そのファイルの拡張子を見て、対応するアプリケーションを起動して、そのファイルを開かせる。 この対応付けは、通常、アプリケーションのインストール時にWindowsに登録され、その結果は、[ファイルの種類]ページから確認することがきる。

通常は、アイコンを見ればアプリケーションは区別できるから、拡張子は表示しないのが既定になっている。それに、拡張子が表示されていると、ファイル名を変更するときに拡張子までタイプしなおすことになり、面倒くさい。

しかし、拡張子を確認したい状況もある。例えば、Windowsではファイル名の大文字小文字は区別しないが、インターネット環境では一般に区別する。そうすると、image.jpgとimage.JPGはWindows内で見ている限り同じファイル だが、Webサイトへ転送すると別ファイルとなる。Webサイトへ転送したファイル名がimage.jpgで、それを参照するHTMLプログラムがimage.JPGで呼び出していると、ブラウザに表示されない。そういうときに、このオプションをオフにして拡張子を確認する。

別のプロセスでフォルダウィンドウを開く

ポップアップヘルプは、次図のように説明している。

ポップアップヘルプ
ポップアップヘルプ

プロセスの概念に馴染みがないとわかりにくいかもしれない。要は、途中で処理がハングするようなことがあっては困るような重要な処理の場合、多少遅くなっても安全に終了させたければ、このオプションをオンとする。

保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない(推奨)

システムフォルダにあるWindowsのプログラム自身を含む重要なファイルは、一般のユーザーがうっかり削除したり、移動すると、Windowsの正常動作そのものに影響する。そのようなファイルを非表示とする。 システムに精通するひと以外、こうしたファイルを表示する意味はないだろう。

[ファイルの種類]ページ

ファイルと、そのファイルを開くアプリケーションを対応付る。対応付けのキーは、ファイル名の拡張子だ。通常は、アプリケーションのインストール時にWindowsに登録され、その結果がこのページに表示される。 次図、左端の画面では、拡張子.DOCは、Microsoft Word文書となっている。つまり、この拡張子はMicrosoft Wordアプリケーションに対応付けられていることがわかる。ファイル形式に独自のアプリケーションなら対応は1対1だが、画像や音声を扱うプログラムのように、ひとつのアプリケーションで多数のファイル 形式(フォーマット)を扱う ものもある。そのため、ファイルを作成するアプリケーションと、そのファイルを利用するアプリケーションが同じとは限らない。

Microsoft Wordの対応付け
(1)拡張子DOCの例 (2)DOCの対応を固定 (3)既定のアクション (4)アクションの詳細設定
(1)拡張子DOCの例 (2)DOCの対応を固定 (3)既定のアクション (4)アクションの詳細設定

この対応を変更するには(1)図のボタンを押して、[ファイルを開くプログラムの選択]ダイアログボックスを開き、 ここから別のプログラムを選択する。そのとき、(2)図の[この種類のプログラムを開くときは、設定したプログラムをいつも使う]をチェックしておけば、対応は固定される。

また、を押すと、(4)図の[アクションの編集]ダイアログボックスが開き、その種のファイルに対する既定のアクションを 変更したり、アクションを編集することがきる(次図参照)。ここで、ファイルを開くときに使用するアプリケーションのパスと起動オプションを指定する。既定のアクションは、ファイルをダブルクリックして起動したときに実行されるアクションである。その他のアクションは、 そのアプリケーションの[ファイル]メニューと、ファイルを右クリックしたショートカットメニューに表示される(レジストリ の設定により、すべてのアクションが表示されるわけではない)。

アクションについてのヘルプ
アクションについてのヘルプ

コマンドプロンプトからプログラムを起動した経験があれば、わかるだろうが、起動時にいろいろなオプションを指定できる。例えば、(4)図のアクションの実体は下記である。

"C:\Program Files\Microsoft Office\OFFICE11\WINWORD.EXE" /n /dde

このコマンドでは、/n /ddeが起動オプションで、新規のファイルをDDE使用の条件で開くことを示す。

メモ:ファイルが開けない/別のプログラムで開いてしまうとき 

いままで問題なく開いていたファイルが突然に開けなくなったり、別のプログラムによって開かれるようになったり、したときは、このページで対応を確認 するとよい。多くの場合、原因は、最後にインストールしたアプリケーションが対応付けを変更してしまうためだ(対応付けがインストール時のオプションになることもある)。 対応付けを変更する方法は、3つある。

  1. アプリケーションに拡張子の対応付けのオプションがあれば、それを変更する。
  2. 対応付けたいアプリケーションを再インストールする。
  3. [ファイルの種類]ページで、対応付けを変更する。

最後のC.が、このページを使う方法で、詳細なオプションは指定できるが、コマンドプロンプトからプログラムを起動した経験がない場合は、A.、C.が無難だ。


フォルダを個別にカスタマイズする

これまでの話は、フォルダ全般のカスタマイズだったが、ここでは、フォルダを個別にカスタマイズする方法を見てみる。[マイドキュメント]には、普通のフォルダ以外に、[マイピクチャ]や[マイミュージック]などタイプの違うフォルダがあることに気づく。それに、フォルダのアイコン の絵柄もいろいろある。これらの違いはどこから来るのだろうか。これには、ずばりフォルダのプロパティに[カスタマイズ]のページがあり、そこで設定できる。

フォルダのショートカットメニューから[プロパティ]を選ぶと、次のダイアログボックスが開き、[カスタマイズ]のページがある。開いたフォルダの空白部分を右クリックしても同じだ。 フォルダの[表示]メニューの[このフォルダのカスタマイズ]でも同じだ。次のダイアログボックスが表示される

フォルダを個別にスタマイズ
ショートカットメニューから [カスタマイズ]ページ
ショートカットメニューから [カスタマイズ]ページ

ダイアログボックスの使い方を、次表に示す。

カスタマイズ
画面項目 説明
フォルダの種類 フォルダに収納するファイルが、画像、ビデオ、音楽など決まったタイプのライブラリである場合、それぞれの用途に向いたフォルダ用テンプレートを選択する。
フォルダのテンプレート
フォルダのテンプレート

選択したテンプレートによって、どのような違いがあるかは、普通のフォルダ、[マイミュージック]、[マイピクチャ]、[マイビデオ] を比べてみるとわかる。詳しくは、次項「テンプレートを詳しく」で説明する。

フォルダの画像 [表示]→[縮小版]を選んだとき、フォルダアイコンの表面に貼り付ける画像を指定できる。[画像の選択]ボタンを押して、画像ファイルを指定する。 [既定値に戻す]で通常のアイコンに戻る。
画像のカスタマイズ 縮小版の表示
画像のカスタマイズ 縮小版の表示
フォルダアイコン 上記の縮小版以外のフォルダアイコンの画像を選択する。[アイコンの変更]ボタンを押すと、次図左端のダイアログボックスが開くので、適当なものを選べばよい。こちらも[既定値に戻す]で通常のアイコンに戻る。
赤丸のアイコンを選択 選択後のダイアログボックス 変更後のフォルダ
赤丸のアイコンを選択 選択後のダイアログボックス 変更後のフォルダ

ここで、下記を憶えておこう。
  %SystemRoot%\system32\SHELL32.dll

%SystemRoot%の部分は変数で、Windowsのシステムフォルダを指示している。このままでもいいが、システムフォルダを下記のように直接指定することもできる。
  C:\WINDOWS\system32\SHELL32.dll

このファイルを憶えておくと便利だ。他のプログラムのアイコンでも、ここから選んで使うことがきる。また、アイコン作成用のフリーウエアなどを利用してアイコンファイルを作成し、それをここで指定してもよい。

テンプレートを詳しく

フォルダのテンプレートについて、 いくつかの類型に分けることができる。ここでは、[マイドキュメント]に既定で含まれている用途別のフォルダを類型として、テンプレートを一覧しておく。

テンプレート一覧
テンプレート 類型 既定の表示方法 既定の情報
ドキュメント 普通のフォルダ
共通のタスク
共通のタスク
このタスクはすべての種類のフォルダに共通に表示される。
 
[並べて表示] 以下4つの情報はすべての種類のフォルダに共通。

●名前、サイズ、種類、更新日時

普通に新規に作成したフォルダは、このタイプになる。[ファイルとフォルダのタスク]は、以下に示す他のテンプレートにも共通に含まれる。

画像 [マイピクチャ]
[共有ピクチャ]
画像のタスク
画像のタスク
[縮小版] [表示]→[詳細表示の設定]で[詳細]に写真の撮影日、大きさを追加表示するように設定してある。
フォト [写真] 同上
 
音楽 [マイミュージック]
[共有ミュージック]
ミュージックのタスク
ミュージックのタスク
 
詳細
詳細 
[並べて表示] [表示]→[詳細表示の設定]で[詳細]にアルバム、アーティスト関係の項目を追加表示するように設定してある。
音楽アーティスト [縮小版] [表示]→[詳細表示の設定]で「詳細」にアルバム、アーティスト関係の項目を表示するように設定してある。
音楽アルバム [並べて表示] 既定の情報
ビデオ [マイビデオ]
[共有ビデオ]
ビデオのタスク
ビデオのタスク
[縮小版] 既定の情報

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