高市事務所からSNS『my日本』への見解
再興しつつある愛国心と保守運動を利する「守銭奴」を排せ!
保守系SNSサイト「my日本に関する公開質問状」として、衆議院議員の高市早苗事務所に公開質問状を届けたことは先のエントリーでお伝えした通りである。
:関連エントリー 「my日本に関する公開質問状」
http://blog.livedoor.jp/samuraiari/archives/51811061.html
このほど高市早苗事務所より回答が来たので、その内容をここにお知らせしたい。公開質問状の送付から僅か1日足らず。年末という大変多忙な時期にも関わらず、極めて迅速な対応をして頂いた高市早苗事務所の関係者一同にこの場をお借りして御礼申し上げたい。
『衆議院議員 高市早苗事務所』から公開質問状への回答
有門大輔 様
平素より、衆議院議員 高市早苗の政治活動にご理解を賜り、誠にありがとうございます。
この程、賜りましたご質問について、以下回答申し上げます。
まず、本年1月に開催されました、my日本関西総会にお邪魔してご挨拶をさせていただくことになった経緯をご説明致します。
昨年12月末に、my日本関西のM様(※回答書では実名)より、my日本関西の総会での祝辞の要請をお受け致しました。
日本の未来を考える若者が多数お集まりになる機会であり、高市が考える国家のあるべき体系のお話を依頼されました。
my日本という団体とのお付き合いは、それまでございませんでしたので、当事務所で可能な範囲の調査を実施致しましたが、関東の総会での青山繁晴氏や田母神俊雄氏を招いての講演の実績もあり、その時点では不審な事由は見付かりませんでしたのでお邪魔させていただくことになりました。(ちなみに、この時点では代表の西田省人様とは接触しておりませんし、M様の名刺もお勤め先の物でした。)
西田様とは、総会の当日に会場でお会いして初めて名刺交換をさせていただきました。
つまり、住所の虚偽に関しては全く存じ上げませんでした。
当事務所としては、民間取引における紛争についての真実の程までは言及致しませんが、活動拠点に虚偽があるということは、活動実態につきましても甚だ疑わしく遺憾に思っております。
1月の総会以後に、代表の西田様を始めmy日本の関係者との接触は一切ございません。
また、質問三・四・五に関しましては、真実の程を確認する術がございませんので、断定的な回答は致しませんが、事実であれば問題があると感じております。
日本の未来を憂い、未来ある若者に1人でも国家の在り方を考える機会を提供したいという趣旨に賛同し、年始の激務の日程を掻い潜って参加したものであり、後になって関係者の方や第3者の方よりmy日本の虚偽や悪事に関する関係者のような扱いを受けることは大変残念なことであると思っております。
いずれにしても、今後も政治家として1人でも多くの方々に考えを伝え、ご意見をお聞きし、共に考える機会を大切に活動を続けて参ろうと思っております。
今後とも、ご理解を賜りたく存じますとともに、有門様のご活躍をお祈り致します。
平成23年12月28日
衆議院議員 高市早苗事務所
以上
【修正のお知らせ】回答書にあった「M」について、以下の内容が御本人様よりメールで寄せられたため、実名を伏せています
有門大輔 様
初めまして、M(※メールでは実名)と申します。
元my日本で関西総会で高市早苗様を御呼びした張本人です。
本日、知人から私の名前を検索した際に、このブログを見つけたとの事ですので
ご連絡さし上げました。
my日本を退会して、10ヶ月経過しており、my日本の内部事情が分からないので
詐欺等々の問題に関しての検索は、差し控えさせていただきます。
ブログを拝見した際に、驚きましたのは、実名という事に驚いてしまいました。
はやり、公開質問状ですので実名でないといけないのでしょうか?
私個人的には、実名を伏せていただきたいのですがいかがでしょうか?
以上です。
まず高市議員とmy日本についてだが、当ブログのコメント欄にも留意すべき情報が掲載されていたのでご紹介しておきたい。
my日本関西総会(2/19)速報版 10 来賓挨拶 高市早苗衆議院議員
http://www.nicovideo.jp/watch/1297890333
ちなみに高市早苗議員の挨拶が有料動画として公開されている
一回ごとに100ポイントが必要なのだそうだ
すなわち、高市議員の動画でMY日本・西田が儲けようとしていたことになる。
金に汚い
Posted by N at 2011年12月29日 06:57
my日本および管理人(株式会社my日本代表取締役)である西田省人(にしだ・よしひと)はしきりに保守系の政治家や知識人、著名人とのコネクションをアピールするが、それが誇大な自慢話に過ぎなかったことが今回の回答からも明らかになったと思う(中には支持層の拡大を目論んでか、公式サイトでmy日本関係のパーティや茶話会への出席を報告した議員もいるようだが)。
私どもがmy日本に関する問題を追及して以降、ブログのコメント欄への反響も然ることながら、直接寄せられてくる電話の声にも悲痛なものがある。
何らかのきっかけで愛国心に目覚め、少しでも国を良くしようとの思いから自身が参加していたSNSサイトmy日本の実状に悲憤の思いが伝えられてくる。
:関連記事
日韓愛国者の裏取引? http://blog.livedoor.jp/samuraiari/archives/51809063.html
my日本は敵性国家・民族に与するのか? http://blog.livedoor.jp/samuraiari/archives/51810131.html
今夏、俳優・高岡蒼甫による韓流番組への批判を起爆剤に、フジテレビやスポンサー企業・花王への抗議デモなど保守・愛国運動は爆発的な躍進を見た。
その俳優・高岡は妻である女優と、この年の瀬になって離婚してしまったが、有名タレントによる韓流批判の余波が保守・愛国運動のより一層の定着をもたらしたことは事実であると思う。
運動そのものが広がりと定着を見せれば、必ずそこにつけ入って何らかのビジネスに結び付けようとする動きが出てくるのも必然である。
無論、金儲けやビジネスに奔走することが一概に悪いとは言わない。政治・社会運動にも先立って必要なのはカネだ。
しかし、それにも企業や運動体としての所在・拠点を偽っていたり、行き先が不透明な募金、必要以上に装飾するようでは、その志はホンモノとは言えまい。
近代国家の成立以降、日本社会にも左右から様々な政治・社会運動団体が誕生した。しかし、戦後という一時期に限っても巷間よく言われるように、利益追求やしがらみの中で発足当初の理念から大きく横道に逸れたり歪められたものが少なくない。
中には発足の当初より趣旨や理念、看板に偽りありとされるものも無数にある。左翼系の運動体は元より暴力団の配下となった右翼団体や自民党の院外団体と化した保守運動、虚構の差別問題を口実に利権を貪る同和団体も然り、さらには新興宗教団体も然り。
今や大企業だとか大政党として立派に存立し、国を担うとされる公的機関にしたところで元はヤクザ同然の体質だったりするのが国家社会を成り立たせている、面白さでありいい加減さでもある。
だからこそ、そうした強者からの収奪・圧政・横暴に対し、弱きを助け強きを挫くではないが、時に監視者として、時に人々の拠り所となるべき存在が、腹黒い為政者よりいかがわしくては話にならない。
これは現在の保守運動についても同様のことが言えるのであって、およそ国会から地方に至るまで在日朝鮮人のパチンコ・マネーに汚染された議員・政党が多数を占め、同和勢力の走狗となり、外国に対してはひたすらペコペコに終始する為政者・権力を正すべき保守運動も同様に在日朝鮮系やらカルト宗教に汚染されたり、カネの亡者となっていては話にならない。
西田省人がいかなる宣伝をしようと、今回はmy日本と高市議員との間には何の関係もないことをお伝えさせて頂いた。
愛国心に目覚めた人々は至純の想いから様々な行動に馳せ参じるのであって、そうした人々を国旗・日の丸や保守の権威で惑わせ、ひたすら金儲けの道具として躍らせたとあっては、やがて保守運動の質そのものをさらに低下・悪化させるものに他ならない。
:訃報
「行動する保守」運動ほか数々の行動でカメラマンとして辣腕を奮われていた
ブログ『花うさぎの「世界は腹黒い」2』でも知られる花うさぎさんが
12月27日、脳梗塞で倒れられてから意識が戻らず、お亡くなりになられました。
生前、画像提供など行動の場で大変お世話になりました。
ここに故人の生前のご活躍に最大級の賛辞を贈るとともに、
ご冥福をお祈りします。
今年は最強のカメラマン・佐藤晃氏に続いて、
貴重な「行動の記録者」が亡くなられてしまいました。
故人の死を惜しむとともに、この試練に立ち向かい、乗り越えていく所存です。