震災後、2度目の爪分析の結果が届きました。
震災前に受けた毛髪分析と爪分析の結果を含め
前後で2度ずつの結果が揃いましたので、比較をしてみました。
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爪分析の値を見る際の大前提として、
検査の窓口の方から電話で伺ったお話では、
・ヨウ素・ストロンチウム・ウランなどは、自然由来のものと人工的なものとを
区別せずに 合算の数値となるため、これらの数値では
放射能の影響は判断できない。
・ただしセシウムのみは自然由来のものがないため、
検出された場合は、被爆の影響を判断する材料となりうる。
・検出単位は、ppm=mg/kg=mcg/g で、1kg(体重ではありません)に
何mg含まれているかを表しています。
この爪分析で検査されるものは次の通りです。
<必須ミネラル>
カルシウム・マグネシウム・クロミウム・コバルト・銅・ヨウ素・鉄・マンガン・
モリブデン・セレニウム・バナジウム・亜鉛
<非必須ミネラル>
ストロンチウム・タングステン・ボロン・ゲルマニウム・リチウム
<有毒ミネラル>
アルミニウム・水銀・アンチモン・ニッケル・ヒ素・パラジウム・バリウム・銀・
ベリリウム・タリウム・蒼鉛・スズ・カドミウム・チタニウム・セシウム・
ウラニウム・鉛・ジルコニウム
それでは、この中から放射能の被爆に関係がありそうな
ものだけをピックアップして比較します。
(下記の基準値とは、標準的な許容範囲値です。)
ヨウ素(基準値0.06-3.00)
2007年→0.19
2009年→0.49
2011年6月→3.04
2011年11月→7.06
*6月の高値は、事故後に飲んでいた液体ヨウ素の影響と考え、
それ以降飲んでいないのですが、11月さらに高くなってしまいました。
考えられる原因は、ヨウ素の含まれる海外産の総合ビタミネラル剤と、
欠かさず飲んでいたスピルリナです。
海藻とスピルリナを禁止にして、来年春に3回目の結果を見るつもりです。
ストロンチウム(基準値0.30-3.00)
2007年→1.1
2009年→1.28
2011年6月→0.97
2011年11月→0.4
*震災前からすでに検出されており(天然のもの?)、
むしろ、震災後に減少し続けています。
震災後から始めたアップルペクチンや、フレンチ・グリーン・クレイの飲用で
重金属の排出が進んだのかも?
セシウム(基準値0.00-0.01)
2007年→当時は検査項目にないため不明
2009年→当時は検査項目にないため不明
2011年6月→検出なし
2011年11月→検出なし
*今のところ検出されていないので、ホッと一安心。
今後も定期的に検査して、継続観察の予定。
ウラニウム(基準値0.00-0.01)
2007年→0.001
2009年→0.00
2011年6月→0.01
2011年11月→0.01
*特に心配する値ではなく、今後も継続観察の予定。
<おまけ>
アルミニウム(基準値0.00-70.00)
2007年→5.7
2009年→74.81
2011年6月→7.25
2011年11月→8.84
*ローフードを熱心にやっていた2009年頃、
なぜかアルミの蓄積が多い。アルミの鍋やアルミ缶の飲み物など
長年避けているのに。謎です。
水銀(基準値0.00-0.74)
2007年→1.54
2009年→0.76
2011年6月→1.08
2011年11月→0.98
*日本人は外国人に比べて魚の摂取が多いために
水銀は高めに出る傾向があるそう。
2007年、高かった・・・。震災後の6月も魚の缶詰多食のせいか高い。
その後魚缶を控えたお陰か、11月は下がりました。
もうちょっとデトックスがんばって減らしたい。
震災後、食事と水にはかなり気をつけており、
重金属排出のためのデトックスも欠かさず続けているお陰か
今のところはヨウ素の高値以外は、全体的に問題ないようです。
意外と体内のミネラルの量って、変わるものなんですね。
重金属の排出も、実際効果を確認できて、希望を感じました。
(小さいお子様の場合は、検査に必要な量の爪を集めるのが難しく、
向かないようです。)