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新潟 除雪車の死亡事故相次ぐ

2月11日 21時55分

新潟 除雪車の死亡事故相次ぐ
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この冬、大雪となっている新潟県で、11日、除雪車による事故が相次ぎ、男性2人が雪をかく回転部分に巻き込まれるなどして死亡しました。

11日午前11時すぎ、十日町市野口の県道で、大型の除雪車で除雪作業をしていた建設会社の社員、阿部健志さん(29)が、雪をかく刃の回転部分に雪が詰まり動かなくなったため、取り除いていたところ、除雪車が動き出しました。
阿部さんは、回転部分に巻き込まれて病院に運ばれましたが死亡しました。
また、午後1時すぎには、糸魚川市土塩の建設会社の駐車場で、社長の渡邊益夫さん(60)が除雪車にはねられ病院に運ばれましたが死亡しました。
社員が除雪車で駐車場の除雪作業をしていた際、回転部分の調子が悪くなったため、渡邊さんが状態を見ようとしてのぞき込んだところ、動きだした刃にはね飛ばされたということです。
警察は、除雪車を運転していた人から話を聞くなどして、それぞれの事故の状況を調べています。
大雪の新潟県では、除雪中の事故が相次いでいて、警察は除雪車の運転や作業に、十分注意するよう呼びかけています。