関西電力大飯原発3、4号機の再稼働に向けた国の審査が進む中、環境保護団体グリーンピース・ジャパンは9日、2月下旬から3月中旬の福井県議会の会期に合わせ、福井市内に活動拠点を開設すると明らかにした。
団体は原発の再稼働に反対する立場で「再稼働は時期尚早だということや、県民の安全や雇用を守ることを地元議員に訴えたい」としている。
グリーンピースによると、会期(24日〜3月16日)前の20日ごろから約1カ月間、市内に臨時の事務所を置き、現在は東京で活動している5〜8人のスタッフが常駐する。
政府が今後開くとみられる地元説明会や県議会を傍聴し、インターネットで情報を発信するとしている。