ライフ【関西の議論】避妊しない女性たち 調査の6割「大丈夫な気がした」+(4/5ページ)(2012.2.11 12:00

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【関西の議論】
避妊しない女性たち 調査の6割「大丈夫な気がした」

2012.2.11 12:00 (4/5ページ)westライフ
国内で販売されている経口避妊薬(ピル)のひとつ。専門家は「女性主導の避妊が重要」と訴え、ピルなどの利用を呼びかけている

国内で販売されている経口避妊薬(ピル)のひとつ。専門家は「女性主導の避妊が重要」と訴え、ピルなどの利用を呼びかけている

 「精子がないと説得されたので、大丈夫かなと思った」(41歳、会社員)

 「その人のことを信頼していたので、何が起こっても大丈夫だと思った」(21歳、学生)

 「子供はいらないが、相手が好きだから」(26歳、会社員)

 「何かあったら、責任を取らせようと思った」(24歳、パート)

 

15%が中絶経験

 厚生労働省の科学研究の一環として、平成22年9月に行われた「男女の生活と意識に関する調査」では、日本人女性の15・5%が人工妊娠中絶を経験し、そのうちの35・6%が、2回以上の「反復中絶」をしていることが判明した。

 研究班の調査によると、最初に中絶を決めた理由として「相手と結婚していないので産めない」▽「経済的余裕がない」▽「相手との将来を描けない」-が多数を占めた。

 繰り返し中絶する女性のグループでは「初めてのセックスのときに避妊しなかった」と答えた人の割合が高かったという。初体験の相手も「町で声をかけられた」という回答が目立ち、性行為に伴うリスクを、あまり重視していない傾向がうかがわれた。

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経口避妊薬では、同じ薬でも服用時期によって錠剤が異なることが多い

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