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東日本大震災に関する情報 |
生産関係
農産物に含まれる放射性セシウム濃度の検査結果(随時更新)
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23年産米の放射性セシウムの調査結果や食品衛生法上の新基準値案を考慮すると、24年産の稲についても、一定の地域においては作付を制限することが必要であると考えています。また、作付制限を行わない地域についても、これまでの各種調査で得られた実際のデータを活用して、調査検体の採取地点の選定方法や採取密度などの調査設計を行い、新基準値を超過する米が流通することがないよう調査をしっかり行うことにより、消費者の皆様に安心して買っていただけるよう、基本的な考え方をお示ししました。 |
【23年産米の対応】
米は国民の主食であり摂取量が多いことから、国民の皆様に安全な米を供給できるよう、対応を行っています。 1 作付制限 水田土壌の放射性セシウム濃度の調査結果及び水田の土壌から玄米への放射性セシウムの移行が10分の1であることからみて、生産した米(玄米)が食品衛生法上の暫定規制値(500Bq/kg)を超える可能性の高い地域について、4月に作付制限を行いました。具体的には、福島県内の警戒区域、計画的避難区域及び緊急時避難準備区域です。 2 米の放射性セシウム濃度の調査 作付制限地域以外の稲の作付を行っても構わない地域については、収穫時に米の放射性セシウム濃度を分析し、食品衛生法上の暫定規制値を超える場合には出荷制限を行います。 (1)予備調査 水田土壌中の放射性セシウム濃度が高い市町村等において、米の放射性セシウム濃度の傾向をあらかじめ把握するため、収穫直前の水田に稲がある時期に米を分析します。 (2)本調査 予備調査の結果、米の放射性セシウム濃度が一定水準(200Bq/kg)以上であった市町村は、収穫された米を重点的に分析します。 3 出荷制限 万一、食品衛生法上の暫定規制値を超える濃度の放射性セシウムが検出された場合には、その地域の米の出荷を制限し、廃棄することとしています。 |