自民党の小泉進次郎青年局長は10日の記者会見で、党青年局が毎月11日に東日本大震災の被災地を訪問するプロジェクト「TEAM―11」を始めると発表した。小泉氏は「毎月11日に活動を続けることが、震災を風化させないきっかけになる」と語った。
震災が3月11日にあり、同局が全国11ブロックあることから名付けた。小泉氏らは今後、岩手・宮城・福島の被災3県に足を運んで対話集会を開催。初回の2月11日は福島市を訪問。3月からは、小泉氏が発案した緑色のリストバンドをインターネットなどで一つ500円で販売し、収益を被災地に届けるという。
小泉氏は「政治に対する不信も大きいから、とにかく汗をかいて動いている姿を見せなければいけない。党の支持率が上がっても、ますます下がっても活動はやる」と強調した。