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セシウム検出のシイタケ 愛知の3施設で販売

(2012年2月4日) 【中日新聞】【朝刊】【その他】 この記事を印刷する

県生活衛生課 「食べても健康に問題はない」

 愛知県などは3日、国の暫定規制値(1キログラム当たり500ベクレル)を上回る、1キログラム当たり最大2080ベクレルの放射性セシウムを検出した茨城県産干しシイタケが、愛知県内の3施設で計142袋販売されていたと発表した。

 刈谷市の伊勢湾岸自動車道のパーキングエリア内施設「おあしすファーム」で100袋、豊根村の茶臼山高原の「レストハウスやはず第2売店」で28袋、名古屋市千種区の青果店「新鮮組」で14袋を販売。いずれも130グラム入りで、昨年8月下旬から売っていた。

 長野県阿南町の卸売業「フルタヤ椎茸」が保管するシイタケから放射性セシウムが検出され、流通先を調べていた。干しシイタケを水につけて戻すと放射線量は7分の1になるといい、愛知県生活衛生課は「食べても健康に問題はない」と話している。

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