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【芸能・社会】

宅麻伸、賀来千香子 19年目離婚

2012年2月11日 紙面から

婚約した当時の宅麻伸(左)と賀来千香子=1993年、横浜市内で

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 俳優の宅麻伸(55)&女優の賀来千香子(50)が10日、電撃離婚した。この日、代理人が都内の区役所に離婚届を提出後、2人は直筆署名入りのコメントを発表。離婚の理由について「長きにわたり寄り添って参りましたが、いつしかすれ違い、その距離を埋めることが出来なくなっておりました」としているが、2010年11月の「第3回プラチナ夫婦アワード」の授賞式では94年の結婚以来となるツーショットを披露し、仲むつまじそうにしていただけに、関係者も「ナゼ?」と首をかしげている。

 「二人で充分話し合い、お互いを思い遣った結果、離婚という形に至りました。これからも仕事に励んでまいりたいと思います。夫婦として応援して下さった方々には心よりお詫び申し上げます」−。昨年の三谷幸喜&小林聡美夫妻に続き、またもやビッグカップルが熟年離婚を迎えた。

 2人は賀来のテレビ朝日系主演ドラマ「七人の女弁護士」に宅麻が恋人役として出演したことなどがきっかけで交際がスタートし、94年1月に結婚。ニュージーランド・クライストチャーチでの挙式は衛星中継もされたほか、都内のホテルで1億円超の豪華披露宴を行った。

 2人に子どもはおらず、仮面夫婦とやゆされていた時期もあったが、10年の「第3回プラチナ夫婦アワード」では16年ぶりのツーショットを披露。宅麻も「こういうのは照れくさい」と顔を真っ赤にし、賀来は左手薬指に輝く結婚指輪を取材陣に誇らしげに見せていた。

 この際も仲むつまじそうに寄り添っていた2人だが、近い関係者によると、つい最近になって離婚を決意したという。だが、離婚直前まで同居を続けていたといい、まさに「寝耳に水」と関係者も困惑しきりだ。

 賀来は昨年、「細雪」や人情噺「紺屋高尾〜こうやたかお〜」など舞台で多忙な生活を続けており、今年1月2日から25日までは大阪・新歌舞伎座で松平健の新春公演に出演していた。すれ違いはいつから始まっていたかは不明だが、長期にわたる別々の生活が続き、夫婦の形を見つめ直した結果、別々の道を歩むことを決断したとみられる。

 だが、お互いにこれまで浮気などのスキャンダルは報じられておらず、ケンカ別れではないという。今でも仲は良いそうで、慰謝料の請求などもない。18年間の夫婦生活にピリオドを打つことになった直接的な理由やきっかけは不明のままだ。

 ◆宅麻伸(たくま・しん) 1956(昭和31)年4月18日、岡山県生まれ。造船所勤務ののち、俳優を志し20歳の時上京。松浦竹夫演劇事務所を経て、79年にテレビドラマ「七人の刑事」でデビュー。81年にNHK大河ドラマ「おんな太閤記」の石田三成役、82年にNHK朝の連続テレビ小説「よーいドン」でヒロインの相手役を務める。82年に「誘拐報道」で映画初出演。92年にテレビドラマ「サザエさん」にマスオ役で出演。ほかのテレビ出演作は、「課長 島耕作」「逃亡者 おりん」など。映画は、「ミスター・ルーキー」「戦国自衛隊 1549」などに出演。

 ◆賀来千香子(かく・ちかこ) 1961(昭和36)年10月17日、大阪府生まれ。女子美術短期大学造形科卒。短大在学中にモデルとしてスカウトされ、雑誌「JJ」を中心に活動。卒業を機に女優に転身、82年にTBS系「白き牡丹に」のヒロインでデビュー。90年にTBS系「ずっとあなたが好きだった」では共演の佐野史郎演じる極度のマザコン夫役の冬彦さんが社会現象に。佐野とのコンビで93年に「誰にも言えない」に主演。ほかのテレビ出演作は、「男女7人夏物語」「オードリー」など、舞台では「細雪」などに出演。

 

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