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【大リーグ】

西岡 捲土重来期す 勝負の2年目へ向け渡米

2012年2月11日 紙面から

渡米するツインズの西岡=成田空港で

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 逆境だからこそ、モチベーションは高まる。ツインズの西岡剛内野手(27)も10日、成田空港から渡米。メジャー2年目の正念場を逆に好機ととらえて新シーズンに臨むことを宣言した。

 昨季はチームが遊撃のポジションを空けて待っていたが、今季はカシーヤ、キャロルと二遊間の座を争わねばならない。オープン戦で結果が出なければ、開幕もベンチスタートになる恐れもある。そんな立場の変化について西岡は不敵に笑った。

 「そういうモチベーションをかき立ててくれる相手がいることは、僕自身プラスになると思うし、それを僕自身もプラスに置き換えたい」。マイナスに考えればキリがない。昨季は開幕6試合目に交錯プレーで左すねを骨折。2カ月以上の長期離脱でリズムをつかめず、結局68試合で打率2割2分6厘、0本塁打、19打点。二遊間の守りでも12失策を犯した。

 その教訓を踏まえ、今オフは当たり負けしない体をつくろうと下半身や体幹を徹底的に鍛え直した。「それがシーズンで結果につながると思うし、どういう結果になるか楽しみ。不安? ないです」と西岡。同じア・リーグでレ軍・ダルビッシュとの直接対決する可能性もあり、「対戦できれば、お互いのベストを尽くしたい」と前を向いた。

 捲土(けんど)重来を期する2年目は、すぐそこだ。 (学)

 

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