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しずちゃん「五輪出たい」元ライフセーバー・鈴木と決勝…女子ボクシング

スポーツ報知 2月11日(土)8時2分配信

しずちゃん「五輪出たい」元ライフセーバー・鈴木と決勝…女子ボクシング
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広島城の天守閣を背に闘志を燃やすしずちゃん
 ◆女子ボクシング 日本選手権兼ロンドン五輪予選・日本代表選考会第3日(10日・広島市中区スポーツセンター) しずちゃんの相手は元ライフセーバー! 各階級で準決勝が行われ、ミドル級のしずちゃんこと山崎静代(33)=よしもとクリエイティブエージェンシー=の相手が決定した。元ライフセービング日本代表の鈴木佐弥子(30)=ワールドスポーツボクシング=が石井智紋(25)=福山平成大=に3回1分10秒RSC(レフェリーストップコンテスト)勝ちし決勝進出。「やってきたことを出すだけ」と語るしずちゃんが、11日の決勝戦でいよいよ運命のリングに上がる。

 マスク姿のしずちゃんは観客席の2列目で、ライバルの戦いぶりを静かに見守った。決勝の相手が元ライフセービング日本代表の鈴木に決まっても、表情は変わらなかった。「(鈴木は)初めて見たので、こんな感じなんだなと。明日は違うかもしれない。相手に惑わされず、練習してきたことを出すだけです」。胸中はすでに戦闘モードだ。

 チャンスはある。準決勝、鈴木の試合ぶりは粗削りで、2回までは石井に7―8とポイントでリードされていた。最後はパンチ力でRSC勝ちを収めたが、強引な面も目立った。「押し込んでくるタイプは今までもいた。まずは左で止めることですね」とうなずいた。梅津トレーナーは「作戦まで言わないように!」と苦笑いしたが、「練習はうそをつかない。負ける練習はしてない」と太鼓判。共に、すでに戦うイメージはできあがっている様子だった。

 大一番の前でも、決して気負いはない。準決勝の前には広島城周辺で約1時間、マスボクシングなどで動きを最終確認。リラックスした表情で汗を流した。その後、女子アナに電撃訪問されても「重圧も不安もないです」とさらりと受け流した。

 対戦が決定した後、偶然、女子トイレで鈴木と鉢合わせ。「明日はよろしくお願いします!」とあいさつされた。「もちろん五輪に出たいです。応援してくれる方の気持ちに応えたい。戦うポイントを固めて、気を引き締めて、明日に備えたい」。夢の五輪へは勝つしかない。芸人としてはこれまでの数々の大舞台を経験してきたしずちゃん。アスリートとして、運命の日に挑む。

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最終更新:2月11日(土)10時27分

スポーツ報知

 

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