日本の右翼団体、韓国大使館前に「竹島碑」設置を計画

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2012年02月08日

【新華社】 日本の右翼団体は、韓国慰安婦権益団体が在韓国日本大使館の前に平和記念碑を立てたことへの報復として、東京の韓国大使館の前に「竹島碑」を設置する計画だ。

韓国及び日本のメディアが7日に報じたところでは、平和記念碑が落成してから1週間後の2011年12月21日、日本の民間団体「在韓国大使館の前に竹島碑を立てる国民会議」は東京の韓国大使館、及び大阪の韓国総領事館の前に竹島に対する日本の領有権を示す記念碑を立てることを申請した。

この団体は右翼団体「在日外国人特権を容認しない市民会議」に属する。「在日外国人特権を容認しない市民会議」は2007年に発足し、全国に34の拠点を設けている。記念碑は1.5メートルで、「わが国の固有領土、竹島」などと刻まれる。

この右翼団体は島根県が制定した「竹島の日」の2月22日に記念碑を立てる計画だ。

北朝鮮半島の東部海域にある独島(竹島)は0.18平方キロで、韓国が実効支配している。韓国、北朝鮮、日本はこの島の領有権を持つことをそれぞれ主張。日本は竹島が島根県の管轄下にあると主張している。

韓国大使館入口前の道路を管理する東京港区は日本外務省、国土交通省と協議中で、この申請を認可するかどうかを決定していない。韓国聯合通信によると、韓国大使館は日本側の挙動を注意深く見守っている。

韓国慰安婦権益団体は2011年12月に在韓国日本大使館の前で1000回目の集会を行い「平和記念碑」を立て、日本が侵略戦争で朝鮮半島の女性を慰安婦に強迫することを抗議、日本政府に謝罪、賠償を要求した。記念碑は伝統服飾をまとう韓国少女の彫像だ。

(翻訳 李継東/編集翻訳 松尾亜美)