東日本大震災の影響を受け変化した“キラキラネーム”に批判噴出

今鹿(なうしか)・大熊猫(パンダ)など、最近の子供の名前には“キラキラネーム”が多いと言われている。ネット上では“DQNネーム”などと呼ばれ、批判の対象になることもあるが、このキラキラネームが「昨年の東日本大震災の影響を受け、変化したようだ」とNEWSポストセブンが報じ、ネット掲示板で話題を呼んでいる。

明治安田生命が発表した「生まれ年別名前調査」最新版(2011年生まれ)でも、想像力豊かなキラキラネームが揃う。

2011年以降の特徴は、東日本大震災の影響を受けていることだ。
男の子のキラキラネーム「るきあ」でも、2009年生まれは「琉星」が当てられていたが、昨年生まれは「琉絆空」。
女の子は「葵絆(きずな)」がランクインするなど、「絆」の文字が目立った。

その他にも「祷→結空祷(ゆらと/男の子)」、「祈→祈愛(のあ/女の子)」、
「縁→縁士(えにし/男の子)」など、震災による人との「つながり」、復興への「祈り」が名前に込められている。

この記事を受け、ネット掲示板では「年老いてから恥ずかしい名前」「もう読み方も意味もさっぱりわからない」「親戚や身内にいたら、割って入って止めようかと思うレベル。これって夫婦間だけの問題なの?」など、難読ぶりにさらに磨きがかかった2011年以降のキラキラネームに批判の声が続々と上がった。

一方で、「学校に行くようになり“間違った漢字の読み方で名前をつけられてる”と知った子どもや、大人になってから自分の名前に卑猥な意味があるって知った子が一番かわいそう。子による親への殺人事件が起きるぞ」など、子供たちの将来を案じる声も相次いでいる。キラキラネームの子供が増えていくにつれ、これからは「普通の名前がマイノリティになっていく」などの意見もあった。

キラキラネーム世代が大人になり、子を持つとき、子供たちには一体どのような名前を付けるのだろうか。

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