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大地震の予知は「ヤマ勘」、政治家に改名の勧め、占い師のカラクリ【文春vs新潮 vol.29】

大地震の予知は「ヤマ勘」、政治家に改名の勧め、占い師のカラクリ【文春vs新潮 vol.29】

[文春] 先週号の週刊文春と週刊新潮が、そろって大地震の危機に関する記事を掲載したことは既にお知らせした。筆者は、「そういうことがあるかもしれない」という程度に意識すべきとコメントしたわけだが、今週号の文春は、先週号で大地震の発生を煽る根拠となった東京大学地震研究所のある人物を批判している。

1月23日の読売新聞が「首都直下型 4年以内70% 地震活発 切迫度増す」という同研究所の「衝撃的な試算」を報じた。その後、メディアに出演して「4年で70%」を世に広めたのが同研究所の平田直(ひらた・なおし)教授であった。1月27日には「日刊ゲンダイ」のインタビューに答えた平田さんは、「5〜7年以内に70%の確率でM7が起こる」などとも述べている。

ところが今回、文春の取材に対して平田さんは「だからね、その数字に意味はないって何度も言ってるでしょ。5年〜7年というのも僕のヤマ勘ですよ、ヤマ勘!」と答えているのである。これに対して、平田さんが所属する同研究所がWEBページで「正確でない表現や記述不足がありました」と平田さんを名指しで批判。どうなってるのよ!?

同研究所の大木聖子助教授が語る。「今回の試算は9月の談話会で発表されたもので、いわば議論の叩き台に過ぎません。つまり学術論文として結論の出たものではなく、これから、さまざまな議論や批判を受けて、検討されるべき数字です」。要は、平田さんの勇み足を、「東大だから……」ということでメディアが裏取りもせずに報じていたというのが一連の「衝撃的な試算」報道の実状なのであった。

前号で危機を煽り(着火)、今号で危機の真相を明かす(消火)。結局何もなかったことになるわけで、これぞ「マッチポンプ」と呼ぶにふさわしい記事の掲載方法であろう。こうして「衝撃的な試算」がほぼ誤報だと確認できたにもかかわらず、火を着けたままの新潮よりも、きちんと火を消す文春の姿勢のほうがマシといえるかもしれない。


[文春] 巻末グラビアの「あの政治家にも改名の勧め」がおもしろい。2月4日に鳩山由紀夫元首相が突然「鳩山友紀夫」に改名したいという意向を表明。「友起夫」の「友」は、言うまでもなく「友愛」の「友」である。この件にちなんで、文春が他の政治家に対して改名を勧めている。

小沢一郎は、牢獄入りを避けようということで「小沢一牢」。蓮舫は、二度の大臣更迭に呆れたということで「蓮呆」。野田佳彦は、マニフェストを次々に止(さ)してしまうので「野田止し彦」。石原慎太郎は、「憂国の士のはずが自民党幹事長の我が息子が気になって仕方ないという親馬鹿」ゆえに「石原親太郎」。

橋下徹は、「具体的な根拠は示さずに、大阪が都になれば経済成長すると思い込む妄想家」なので「橋妄都徹」。そして谷垣禎一は、自民党支持率が定位置であることの責任者なので「谷垣低位置」。いやはや、うまい名前を考えるものである(笑)。

[文春] もうひとつ文春から。「占い師はなぜあなたのすべてを見抜くのか」。文藝春秋から刊行される本のパブリシティ記事なのだが、この本はなかなか面白そうだ。日本の「携帯占いサイトの売上が200億円、占いなどのスピリチュアル市場の規模は1兆円」といわれている。例えば、2011年の書籍の総売上が1兆1123億円(オリコン調べ)であり、それと比較すれば「占い&スピリチュアル」市場がどれだけ大きなものかがわかる。

ある意味で日本人がどっぷりとハマっている占いについて、英国のリチャード・ワイズマン教授が『超常現象の科学 なぜ人は幽霊が見えるのか』(文藝春秋)が「そのカラクリを解き明かしている」という。心理学が専門のワイズマン教授は、「通常は科学が対象にしていないものを、大規模な参加者数の実験をすることによって実証的に研究する『限界科学』の実践者」なのだという。

同書によれば、「占い師の心を読むカラクリは『コールドリーディング(事前に準備しない読心術)というテクニックによるもの」であるらしい。人は、一つのことが当たっても納得しないが、二つのことが当たると「見抜かれていると感じ」、納得してしまう傾向がある。つまり、「まずは、誰でも当てはまることを言って」、同時に「正反対の指摘」をする。これは「アメリカの心理学者バートラム・フォア氏が発見した心理学の法則」である「バーナム効果を応用したもの」である。

ワイズマン教授によれば、「人間の脳は、相手の言葉の一部があいまいでわかりにくくても、会話の前後から、意味をくみとってしまう性質があり、ときには意味のないものにまで意味を見出してしまう」のだそうだ。よって、相談される側が「バーナム効果」に加え、「あいまいで、何通りもの解釈が可能」な言葉を重ねていくと、相談する側が勝手に「当たっている!」と解釈してしまう可能性がある、ということになる。

記事では、「ワイズマン教授の研究を当てはめると、よく当たる占い師というのは、相談者の周りに起こった出来事を巧みに聞き出し、それに意味を与え、全く無関係な出来事の関連性を上手に物語って、相談者を納得させるのがうまい人」だと結論づけている。この記事はパブリシティだとはいえ、紹介する本を読みたいと思わせる内容であり、筆者は読んでいて思わず『超常現象の科学』を読みたくなった。

占いやスピリチュアルについて一言いえば、メディアと接するのと同じように、最低限のリテラシーを持った上で接するべきだと筆者は思う。悩みがあるのが人間だし、その悩みを他人に打ち明けて何らかの答えを求めたくなるのも人間。しかし、その相談する他人はあくまでも他人なのだから、最終的に悩みの答えを見つけるのは自分なのではないか。他人から聞いてその通りだと思い込むのは確かに楽だが、その他人が悪質であった場合には「誘導」される危険性があるということも念頭に置きつつ、占いを「楽しむ」のがよいのではないか。

[その他] 新潮の巻末に掲載されている西原理恵子さんと佐藤優さんの「週刊鳥頭ニュース」。西原さんが漫画のなかで、石原慎太郎の息子たちを「バカ眉ばっかのバカボンぞろい」と評しているのがウケる。一方、文春の「AKB高橋みなみ母が『淫行容疑』で逮捕された!」も大きく話題になった。まあ、これだけAKB48がブームになれば、騒がれるのも仕方がないのかもしれない。とはいえ、娘は娘で母は母なのだから、母の逮捕で娘がどうこう言われる筋合いはないとも思う。この記事の印象は、「お母さん、お盛んですなあ」の一言。

さて、軍配は文春の圧勝。

【これまでの取り組み結果】

文春:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

新潮:☆☆☆☆☆☆

(谷川 茂)

関連ワード:
平田直  占い  地震  メディア  スピリチュアル  

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