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最終更新:2012年2月10日(金) 21時17分

韓国総選挙、「在外投票」登録低調

 韓国は、今年4月の総選挙から国外に住む韓国人の投票を認める「在外投票制度」を初めて導入しますが、登録した海外の有権者の割合は5%を切るなど低調です。

 韓国では、海外に住む19歳以上の韓国人を対象に投票を認める在外投票制度が今年4月に行われる総選挙から初めて導入されます。総選挙の有権者登録は11日をもって締め切られますが、中央選挙管理委員会によりますと、10日午前8時の時点で登録した人は海外有権者の4.7%程度のおよそ10万5000人にとどまりました。

 日本でも、登録したのは在日韓国人や仕事や留学などでの一時滞在者を合わせても、全体の3.6%程度のおよそ1万6000人と低調だということです。

 韓国の政党関係者は、「12月の大統領選挙には多くの海外の有権者が関心を持つだろう」と話していますが、選挙の度に公館まで出向いて登録する必要があるなど、手続きの面倒さが有権者の負担になっているとの指摘も出ています。(10日18:51)

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