「鷺沼ヴァンガートンヒルズ」建設差し止め裁判。
第4回口頭弁論が
東京地方裁判所にて開かれました。

鷺沼ヴァンガートンヒルズの建設差し止めを求めて、近隣住民代表が起こした民事訴訟(事件番号:平成15年(ワ)第8805号)の第4回目口頭弁論が年を越した2004年1月16日(金)、東京地裁6階の627号法廷にて行われました。

今回の口頭弁論での大きな成果は、裁判官による現場検証の日程および内容が正式決定したことでした(その詳しい内容はこちらのページにて)。決定事項としては(a)検証は書記官がビデオ撮影をすることで行う。(b)指示説明書(原告側が予め提出するもの)は検証場所を確定できるよう書き記すこと。(c)検証の説明はビデオの音声で録音する。(d)現場検証申出書は1月末までに原告が提出する。(e)指示説明書は被告との争点を念頭にポイントを示すこと。などでした。

弁護士さんによると、景観権に関わる裁判(京都・奈良・鎌倉などの歴史的景観ではない、都市景観を争点としたもの)で、裁判官が現場検証をすることは司法史上でもきわめて稀であるとのこと。この検証日程が正式に定められたことだけでも、裁判所側が本件を重きをもって認識してくれているようで、原告側として少々ほっとしているところです。



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