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◎本計画はそもそも、2003年1月から建築工事に着手し、同年4月、敷地の一部から「ゴミ混じり土」が確認され、その後の調査で土壌汚染があることが判明し、同年7月から現在まで建築工事を中断してきた…と改めて経過を説明。 ◎そのゴミの内容や汚染の範囲・状況、汚染調査の方法などについての説明。(これは2003年7月6日にたった一度のみ行われたゴミ内容住民説明会の内容とほぼまったく同じ) ※'03 年7月以降、汚染調査を継続してきたが、汚染土壌や汚染地下水が計画敷地の外に流出した形跡はまったく見られなかったとの追加説明もあり。 ◎その後も土壌調査をしつつ、さらに工事の可能性を探っていたが、
なる2つの理由から事業継続を断念せざるを得ないという見解に達し、次のような結論とした、とのこと。 ◎【結論】:東急不動産、三菱商事、新日鉄都市開発の事業者共同企業体は、2004年2月27日をもって土地の売主であった東急電鉄(株)と土地売買契約の解除に関する合意をとり、本土地の全てを現状のまま、東急電鉄に返還することとなった。 ◎東急不動産、三菱商事、新日鉄都市開発は、本日3月7日(日)をもって撤退し、今後の該当土地の管理は、東急電鉄が責任をもって行っていく。施工者の大林組も3月末日をもって撤退。工事は東急建設が行うこととなる。 ◎「鷺沼ヴァンガートンヒルズ」計画についてはこれをもって事業中止とする。なお、東急電鉄も事業を継承する意思はなく、まずは土壌汚染対策工事の実施を最優先に考えている。その後の土地利用方法については、現時点ではまったく未定。 ◎東急電鉄による土壌汚染対策工事は、その方法・時期等についてこれから川崎市と協議をすすめていくつもりであり、今日この場ではなにも説明できない。(といっても無期限でだらだらやっていくわけでもなく、半年以内くらいには対策工事に着手したいとは考えている。) ◎(あと、市行政への各種手続きの件、近隣世帯への工事影響を調べる家屋調査の件、電波障害の補償対策として行ってきたケーブルテレビ敷設工事の件、等、事務的事項に関する説明あり) 以上 |
【住民質問】汚染が確認された場所は、基礎工事が行われている場所なのか。 【業者回答】その通り。基礎工事も行い、杭打ちもしてある。 【住民質問】では「その後の汚染調査」とは基礎のコンクリートを剥がして行ったのか。 【業者回答】剥がしてはいない。コンクリートに穴をあけて調べた。 【業者回答】調べたが、出ていない。 【住民質問】汚染地下水が敷地外流出をしていない、と断言する根拠は何か。 【業者回答】(昨年7月にも説明したが)敷地周縁部に観測用井戸を全9箇所もうけて月2回、確認している(市の公害部水質課も定期的に現地を訪れ確認している)。そこで汚染流出が認められていないため。 【業者回答】(あくまで推定だが)体積にして6万5000立法メートルと見ている。 【業者回答】「中間処理施設」なる専門施設に搬出済み。敷地内に保管することはしていない。 【業者回答】(東急不動産 担当課長T氏回答)住民側には汚染状況を示すサンプルやデータを提示していたからそれで十分であり、現地にわざわざ立ち入って目視をしてもらう必要はないと判断していた。※もちろん住民側は、それで十分などとは考えていないし、そのことを明らかに伝えた上で再三要求をくりかえしていた。東急不動産T課長の説明はまったく意味をなしていない。 【業者回答】いまこの場で確約できるのは「土地の改良は、東急電鉄が責任をもって行う」「ヴァンガートンヒルズのマンション事業は一切継承しない」という点のみである。 【業者回答】(東急電鉄 担当課長T氏回答)土地管理を引き継いだばかりで、いまこの場で即答はできないが早急に検討したい。※数週間以内位に文書で検討結果を伝えてもらう約束とする。 【業者回答】(前項目と同様)検討をさせてもらいたい。※これも文書で回答の約束。 【業者回答】(東急電鉄 担当課長T氏回答)結ぶつもりである。 【業者回答】(東急不動産 担当課長T氏回答)法的に、落ち度のない(つまり、ちゃんとした)調査をしていたつもりだ。 【業者回答】(東急不動産 担当課長T氏回答)前項質問でも回答したが、今回のアセス調査において、この土地が明らかな工場跡地だった場合など、著しい土壌汚染の予想される地歴をもっている土地だったら調査もしかるべき精度で行っていた。が、ご存じの通り、ここはそのような地歴はもっていない土地だった。だから「通常の範囲内」での土壌調査を行っていた。この点において、我々事業者はオオバの責任を問うことはしない。 【住民発言】そんなことでは、何のために「調査」をするのかわからない。とうてい納得のいく回答ではない。少なくとも、住民は今後、身の回りのなにかの建築事案で株式会社オオバの名をみかけたら大いに警戒をする。ましてやこの鷺沼4丁目でみかけるようなら住民は断固拒絶をする。そう認識してほしい。 【業者回答】…(とくに回答を得ず)… 【業者回答】含まれている。 【業者回答】(承諾) 【業者回答】(東急不動産 担当課長T氏回答)7月6日の説明会時に自分は「8月に再度説明会を開く」とは発言していない。「ご報告すべき内容があきらかになったら開催してお伝えする」とは言ったが、8月という時期は住民の側から出た話ではなかったか。自分はそう記憶している。(その後の要求に回答ひとつよこさなかったことには言及せず) ※ちなみに、7月6日説明会の様子をまとめたこちらのページにもあるように、「次回は8月上旬開催の見込み」は住民側からの示唆でなく、住民の質疑応答の前に事業者が自ら発言した内容(つまり東急不動産T課長自身の発言)であることが、「守る会」の記録に残されている。この期に及んでなお“ウソの言いはり”答弁をくりかえすT課長の言動に、住民は、こういう人間を相手に司法闘争をしていたことを改めて深く認識した。 【業者回答】本日は、汚染対策の説明会というよりは、事業中止および事業者変更の説明をする会として位置づけていた。市職員の出席は、今後の「汚染対策説明会」において実現したい。 【業者回答】考慮し、検討する。※これも文書で回答の約束。 【業者回答】(東急電鉄 担当課長O氏回答)取り急ぎ、2カ月後(2004年5月)くらいに、次回の説明会を開けるよう善処したい。その時点までに、なにか完全に答えられるような回答が見いだせない場合には“経過報告”といった内容になるかもしれないが、それでも住民側とコンタクトをとる上でもミーティングを開きたいと考えている。 【住民質問】本日の個別質問に対する回答は、どうするか。できるなら、2週間以内くらいに(たとえ全部の回答が用意できなくても)文書を届けて欲しいものだが。 【業者回答】善処したい。やり方を少し考えさせてくれ。 |
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