「守る会」の今後の方針について話し合うための
住民集会を開催しました。

この住民集会は、2004年3月14日(日)に鷺沼町内会の集会所『鷺沼會舘』にて開催されました。

「守る会」のこれまでの会計報告、および裁判の経過に関する報告が行われた後、会の今後の活動方針等について議論がなされ、次のようなことを決定しました。決議内容の抜粋として以下に掲載いたします。

(1) 【会の存続について】
あの計画地に、市の高度規制を突破する11階建てマンションが建てられることに反対し、規制通りの(高さ15メートルを超えない程度の)計画への変更を主張してきた「会の目的」は、事業者の完全撤退によって達成させられた。これに伴って会の当初の役割は終了した。
しかし、計画地内の土壌汚染は未だ解決されず、また現地に残されている鉄骨・基礎工事構造物の撤去なども課題として残っている。事業を引き継いだ東急電鉄、東急建設との応対等も含め、この残された課題と取り組むために「鷺沼地域の住環境を守る会」は引き続き存続する。
(2) 【会の運営に関わる諸資産の存続について】
「鷺沼地域の住環境を守る会」の名称は、変更せずに存続する。
会の代表や各役員(=担当する係)も、それぞれ本人の承諾を得て存続することに決定。
会の備品等も継続して「会のもの」として使用。
当ホームページも現況のまま存続させ、今後の情報発信等を行う。
(3) 【守る会各世帯が掲げてきたノボリ旗等について】
「11階建て」のマンションが建たないことになった以上、そのことに言及したノボリ旗は役割を終了したものと認識し、集会決議が行われた3月14日(日)以降、順次撤去することとする。
但し裁判に関する文言を掲げたものは、裁判が正式終了をしたことを確認した後に撤去することとする。
(4) 【事業者が申し入れてきた「迷惑料」について】
そもそもの申し出をしてきた事業者には「守る会に対して迷惑対価を支払う」という意図は無い。「裁判で迷惑をかけたから対価を支払う」という主旨でも勿論ない。(そして守る会は、金銭を獲得するために組織活動をしてきたのではない)。
といった理由から、この金銭授受に関して守る会が関与する道理はない。この「迷惑料」に関して、組織としての守る会は一切関わらず、迷惑料を受け取る立場の人(もしくは、受け取れないことを不服に思う人)それぞれのかたが各個人として事業者と交渉をしていただく。という結論に決定。

ということで、当「守る会」はいわば「第2期守る会」として、今後もさらなる活動を行うこととなります。このホームページも存続いたします。



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