●2004年7月11日(日)、東急電鉄T課長等全4名、東急建設I工事部長・O工事所長他全5名、そして国際航業からM氏1名が出席して、現地敷地内の工事事務所にて行われました。去る2004年5月23日に行われた「鉄骨や構造物等の残骸を撤去する工事に関する説明会」のときと、ほぼ同じ陣容での説明会でした。
●唯一前回と異なっていたのは、今回は川崎市環境対策課から主幹はじめ全3名が出席をしていたことでした。この市行政3名は「事業者の説明を補足する役でなく、オブザーバーとして出席した(S主幹本人談)」とのこと。
●事業者の説明は下記に掲示したレジュメ書類に沿って進行され、汚染の調査経緯、調査内容、その対策方法(工法)等についての説明などが詳細にわたって行われました。その説明の中では、「前事業者である東急不動産/三菱商事/新日鉄都市開発/施工者大林組が、この土地に打ち込んだ基礎杭(大きいものは長さ約40m)は全部で1,173本におよんでいた」という報告もなされました。
●汚染対策工事に費やされる期間はおよそ2年間(HRC注入作業は2年間まるまる。ゴミ混じり土の掘削除去作業は約1年。地山部分の掘削作業に約2カ月。その跡地を良質土で埋め戻す作業に1年8カ月etc.)で、平成18年3月まで。さらにその後、汚染が本当に解消されたか定期的に観測をする期間が、さらに2年間(つまり平成20年まで)。それまではここに、再度マンション等の大型構造物を建築することはできない、との説明でした。
●下記にその説明内容を示した配布書類(現事業者が作成したもの)を掲載します。ご覧ください。
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