2005年4月10日、
住民が再度、解体工事現場内を
見学することができました。
(写真掲載します)

東急グラウンド跡地(旧・鷺沼ヴァンガートンヒルズ工事現場)への住民の立ち入りが、現・事業者である東急電鉄+東急建設の厚意によって、再度実現しました。昨2004年5月23日に“最初で最後の公開か”といわれた時に続いて、2度目の立ち入り見学です。

これは、当「鷺沼…守る会」が日頃連携をしている住民団体「まちづくり環境運動川崎市民連絡会」(略称:まち連)が、市内の他の場所でマンション問題に直面している人々に呼びかけて、市内の「乱開発現地」を見学して回るツアーを企画したことに端を発して実現したもの。ツアーの一環としてかつて紛争をひきおこしていたこの鷺沼の地を見学対象とする計画を「まち連」が発案し、それを現・事業者が快諾してくれました。

ツアーに参加した市内他所の方々と共に、「鷺沼…守る会」のメンバー達も現地に立ち入り、2005年4月時点の現地状況をしっかり確認してきました。(ちなみに、この見学は東急電鉄+東急建設の担当者も立ち会い、彼らに説明をしてもらいながら行われました)

昨2004年12月時点には、まだ残っていたコンクリートの建物筐体がほとんど姿を消し、切断されたコンクリ塊が山のように積み上げられている様子がよくわかります。また、土壌汚染の中心となっていた箇所は(未だブルーシートで覆われて残っているものの)だいぶ作業が進行している様子も観察できました。



2004年12月時にあった建物がほとんど姿を消した


切除された筐体の一部


切られた柱が累々と…


土中に打ち込まれた巨大クイも一部切除されていた


ブルーシート部は汚染土処理地域


まだ残されている巨大クイ


元「ヴァンガートンヒルズ」は瓦礫となって…


…積み重ねられている状態。まさに乱開発の残骸



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