「サレジオ学院跡地 現地見学会」が
開催されました。

旧鷺沼ヴァンガートンヒルズ跡地(=元・サレジオ学院跡地)の土壌汚染問題がすべて完了したことを受けて、事業者(東急電鉄・東急建設)が、2006年8月26日(土) 朝9:30〜12:30、「現地見学会」を開催しました。現地を近隣住民に見てもらって現状を知ってもらおうという意図によるものでした。

当「鷺沼地域の住環境を守る会」としてもこれは好機ととらえ、ただ空き地を眺めるだけではなく、眺望の開けた広大な場所で「すいか割り」や「水遊び」や「フリーマーケット」などもあわせて楽しんでしまおう!という夏のお楽しみ企画を加えることにしました。

当日は雲がおおって快晴とはならなかったものの、暑すぎずしのぎやすい、心地よい天候に恵まれました。守る会メンバーはもちろん、広く鷺沼町会の方々にもひろく参加を呼びかけたところ、なんと120名を超える方々が、ご家族やご夫婦連れなどで来てくださいました。

午前10時から図面フリップを使ってこの土地の土壌汚染とその対策工事の経過を説明。そのあとは夏のお楽しみタイムへ。事業者側の協力も得て、ジュース・お茶飲み放題、BBQ炭で焙った焼きトウモロコシも無料で食べ放題、さらにすいか割りですいかも食べ放題、プールで水遊びして、近隣の人同士で出店しているフリーマーケットで買い物を楽しみ、さらにドジョウのつかみどり大会や、ゴムゾウリ飛ばし大会(上位成績者にはおみやげの景品も!)などで、子どももオトナも大いに楽しみました

犬好きの人が多いこの街の特徴を考えて「特設ドッグラン」(テニスコート3〜4面ほどの広さを走り放題)を設けたところ、愛犬を連れた住民のみなさんもぞくぞく来場。リードを外したワンちゃん達がのびのび走りまわるさまが、傍目にも楽しげでした。

なによりの収穫は、いままでこの土地のヴァンガートン問題にあまり触れていなかった多くの人がこの地に足を踏み入れ、事業者の説明を聞いてくれたことでした。事業者側担当者も、いままでのどの説明会よりもたくさん質問をされ、たくさん説明をしゃべり続けた、とのことです。

こうしたおつきあいを通して、今、守る会のメンバーが進めようとしている鷺沼4丁目全体の街づくりプラン「地区計画フォーラム」へ関心をもってくださる方が一人でも多く増えてくださるといいな、と思った一日でした。

余談ながら。土壌汚染および地下水汚染で近隣住民に不安を与え続けてきた鷺沼ヴァンガートンヒルズの工事現地に、住民らが初めて足を踏み入れることができた2004年5月23日の際に目にした光景(こちらのページ)と、この2006年8月26日に目にした光景の、大いなる違いに感慨を憶えました。同じ土地でありながらこの違いは何だろう−−−かつての殺伐とした工事現場とちがって、広々とした土地が、空が、人の心にいかにくつろぎと開放感を与えるかということを改めて実感したものでした。この“実感”を、街づくりを考える住民として忘れずにいたい。そう思いを新たにできたことも、収穫のひとつです。

    


汚染対策完了について事業者から説明


フリーマーケットも盛況


愛犬家の多い街なので「ドッグラン」も特設


すいか割りで盛り上がりました


「プールでずぶぬれ」もお楽しみのひとつ


土地が広いので遠目にはこんな感じ


これらの他にも「どじょうつかみどり」(泳いで逃げ回るどじょうを手づかみでget!)や
「ゴムゾウリ飛ばし大会」(大人のみなさんも多数参加してくれました)なども行い、
楽しみました(途中でデジカメの電池がなくなって撮れなかったのが残念です)。

 


当日の現地360°パノラマ写真↑(クリックすると大きな写真で見られます)

 

2004年5月23日のパノラマ写真↓と比べてみてください
パノラマicon


催し開催のおしらせチラシ ↓ 近隣のお宅へ広く配布しました。



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