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'12/2/10

臨港道路の一部を4車線拡幅



 広島県は、広島市西区商工センターと佐伯区五日市港を結ぶ臨港道路1・6キロを、2車線から4車線に拡幅する方針を決めた。市沿岸部の東西を貫く広島南道路(広島県海田町―廿日市市地御前、23・3キロ)の一部。2012年度、調査設計に入り、16年度の完成を目指す。

 4車線化するのは、臨港道路廿日市草津線(西区商工センター8丁目―廿日市市木材港北、2・9キロ)のうち、商工センター8丁目―五日市港2丁目の1・6キロ。

 同線は県が整備、管理する。01年8月、広島はつかいち大橋の完成で全通した。当時想定された交通量から暫定2車線で整備された。

 一方、広島南道路を構成する広島高速3号は13年度、残る吉島ランプ(中区)―観音ランプ(西区)間が開通の予定だ。観音ランプから西部ランプまでの無料区間は、広島市が太田川放水路を渡る橋を架け、高速3号全通と同時に開通する。

 こうしたことから同線の交通量増加が見込まれるため、県は4車線化が必要と判断。東側の1・6キロを先行整備することにした。




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