日本人 と がん
2月8日午後5時半から、日野市議会議員研修会が行われました。
これには、中川恵一氏 東京大学医学部附属病院放射線科准教授・緩和ケア診療部長をお迎えし、「日本人とがん」と題して、講演を行っていただきました。
市議会議員、馬場市長はじめ市関係者、市立病院熊井委員長はじめ病院関係者など多くが参加しました。
日本は海外に比べて「がん教育」が遅れていることを指摘されていました。たしかに日本のがん検診率の低さに顕著に表れています。
また、中川准教授は、がんの誘因の3分の1は、たばこ。残り3分の2は生活習慣にあると指摘。
だからこそ子供の時からの「がん教育」が大切であると訴えられました。
また、中川先生は、がん検診に向かないがんは、甲状腺がん。
反対に検診が効果的で向いているがんは、早期発見・早期治療で治る確率が高い、「子宮頸がん・乳がん・大腸がん」だそうです。
公明党は、平成21年度から一定の年齢に達した女性に乳がん・子宮頸がん検診の、さらに平成23年度からは一定の年齢に達した男女に大腸がん検診の無料クーポン券が配布されるように国で取り組みました。