中日新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 長野 > 2月9日の記事一覧 > 記事

ここから本文

【長野】

「貧乏神追い出せ」 松本で厄払い行事

厄払いや無病息災の願いを込めて焼き払われるわらの馬=松本市入山辺で

写真

 松本市入山辺で8日、わらで作った大きな馬などを燃やし、厄払いしたり無病息災を願ったりする「貧乏神送り」があった。

 農事を始める陰暦2月8日の「事始(ことはじ)め」の行事の一つ。入山辺厩所(まやどころ)地区では、公民館に集まった20人が1時間ほどかけ、体長2メートルほどの馬と、それにまたがる貧乏神に見立てた人形を作った。

 「貧乏神追い出せ」とはやしながら300メートルほど離れた薄川沿いまで担いで引き回した後、焼いて厄を払った。

 地元の会社員朝倉康直さん(55)は「空気がよく乾いていて、よく燃えた。厄も貧乏神もしっかり払えたよ」と笑顔で話した。

  (小沢徹)

 

この記事を印刷する

PR情報



おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ