【長野】「貧乏神追い出せ」 松本で厄払い行事
松本市入山辺で8日、わらで作った大きな馬などを燃やし、厄払いしたり無病息災を願ったりする「貧乏神送り」があった。 農事を始める陰暦2月8日の「事始(ことはじ)め」の行事の一つ。入山辺厩所(まやどころ)地区では、公民館に集まった20人が1時間ほどかけ、体長2メートルほどの馬と、それにまたがる貧乏神に見立てた人形を作った。 「貧乏神追い出せ」とはやしながら300メートルほど離れた薄川沿いまで担いで引き回した後、焼いて厄を払った。 地元の会社員朝倉康直さん(55)は「空気がよく乾いていて、よく燃えた。厄も貧乏神もしっかり払えたよ」と笑顔で話した。 (小沢徹) PR情報
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