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利権と神対応で「報道自粛」のAKB48事件

利権と神対応が救ってくれた?

 スポーツ紙幹部は「某スポーツ紙がそのことに触れたブログを慌てて削除していたり、みんな慌てていたのがよくわかる」と話す。また、産経のサイトから消えたことについて、サンケイデジタル社員は「取材部門から(削除の)声が出たのだろう」と話す。

 該当するメンバーが所属するのは、プロダクション尾木。その社長の尾木徹氏は大手芸能プロの業界団体「日本音楽事業者協会」の会長でもある。事務所の圧力ではないか、とインターネット上では声が挙がっているが、そうではないという。


プロダクション尾木
プロダクション尾木公式サイトより
 取材現場の記者からは「今後の付き合いを最優先したのでしょう。事件は同情する点もかなりありますし、事務所も法的な対応を含めて検討していることや、また、本人ではないという点もあります。それに、彼女はいつも『神対応』をしてくれるので、本当に気の毒です」という声も出るほどだ。

 しかし、夕刊紙では絶対に扱うと思われていた東京スポーツが完全スルー。産経新聞社発行の夕刊フジもスルー。キングレコードと同系列の日刊ゲンダイもスルーだった。

 ちなみに大阪では、日経は社会面で通信社原稿をベタで掲載、産経の大阪版も社会面ベタ。当然、起訴されていないために実名は出していない。

 結果的には、週刊文春のスクープのインパクトが大きすぎて、その後の各社の報道自粛はもはや意味をなさなかった。ネット上で拡散のスピードが飛躍的に早くなった今、報道自粛の意味を考えさせられる事件だった。

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