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2012年2月9日(木) 18:44 |
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鹿島、掘削箇所の地質調査行わず
これまでに、事故のあった海底トンネルの掘削箇所の地質調査を、工事元請の鹿島は行っていなかったことがわかっています。 鹿島は、「隣接する別のトンネル工事のために行った約10年前の地質調査を参考にした」と説明しています。
事故のあった倉敷市水島の海底トンネルの北側にあり、同じく海を隔てた2つの工場を結ぶ海底トンネルの工事が行われた際には、約10年前に立て抗部分で地質調査が行われています。 工事元請けの鹿島は、事故が発生したトンネルについては、地質調査を行ったトンネルと30mしか離れていなく、新たな調査は必要なかったとの認識を示しています。 また、これまでの警察などでの発表では、横穴で掘り進んだ距離は約140mとしていましたが、鹿島は会見などで、実際は約160mまで掘り進んでいて、海底で発見されたくぼみは、160m地点のほぼ真上だと話しました。
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