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2012年2月9日(木) 19:14 |
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海底トンネル事故、水の浄化進む
倉敷市水島の海底トンネル事故は、発生から丸2日が経ちましたが、5人の作業員の行方はまだわかっていません。 現場では、捜索の妨げになっている水の濁りを取り除く作業が急ピッチで進められています。
浄化装置は8日夜トンネルの立て坑付近に設置され、9日午前3時半ごろから作業が始まりました。 2つのポンプを使って汚れた水をくみ上げ、薬品を使って濁りを取り除くもので、1時間に最大200トンの水を処理しています。 また、表面に浮かんでいた油もバキュームで吸い上げて取り除いています。 8日、水中カメラで立て坑内を撮影した消防の話では、水中の視界は20センチ程度だったとのことでしたが、9日朝の段階では、水面から1m程度まで濁りをとることができたということです。 浄化は、早ければ10日にも完了する見込みで、安全が確認され次第、捜索を再開する方針です。
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