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2012年2月9日(木) 19:14 |
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岡山市でノリの出来栄え競う共進会
岡山・香川沖の瀬戸内海で養殖ノリの色落ちが懸念される中、岡山県内で収穫されたノリの出来栄えを競う共進会が、岡山市南区で開かれました。
共進会は、ノリの品質向上を目指して毎年開かれているものです。 県内12の漁協から137点が出品され、岡山県水産課の職員や岡山県漁連の関係者ら10人の審査員が、ノリの色つやや厚さ、香りや味を入念にチェックしました。 今シーズンは、種付けされた去年10月以降、海水温が下がらず、生産開始が大幅に遅れたことなどから、生産枚数は前の年の8割にとどまっていますが、品質は良いということです。 最優秀の農林水産大臣賞には、倉敷市の黒崎漁協が選ばれました。 心配される色落ちについては、先月の苫田ダムの放流で一時的に防げたものの、再び栄養塩が低下しているということで、今後も定期的な雨を期待したいと生産者は話しています。
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