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【社会】

30億年前の火星に海洋 欧州探査機が“証拠”

2012年2月10日 08時51分

 【ブリュッセル共同】欧州宇宙機関(ESA)はこのほど、火星を周回中の無人探査機「マーズ・エクスプレス」の観測で、30億年前や40億年前ごろの火星の一部が海洋に覆われていたことを示す「強力な証拠」が見つかったと発表した。

 マーズ・エクスプレスは2003年に打ち上げられ、05年からレーダー観測で地表や地下構造のデータを収集している。北半球の平地を地下60〜80メートルまで調べたところ、氷を含む堆積物が見つかった。

 観測に従事している研究者は「火星にかつて海洋があったことを示す新しい強力な証拠」と話している。

 

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