ニックネーム:おつる 鶴姫 (洗礼名ジャンヌダルク)
性別:女 
年齢:いい感じの年 
都道府県:兵庫県
日本シルクロード科学倶楽部副会長 たちあがれ日本青年部かけはし塾第一期生

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2012年02月10日(金)
阪神大震災 娘へのイジメを救ってくれた子の無事を祈り避難所をまわった方のお話
いい話を聞いて感動しました。

東日本大震災では悲しみとともに多くの人の愛や慈しみを
感じる出来事もありました。

今からもう17年前にも、阪神大震災がおこりました。

たくさんの方がお亡くなりになられ、交通も電話も止まり、
寒い寒い時期、多くの人が着のみ着のまま、
近くの小学校の体育館などに混乱の中、避難しました。

その数 23万人

家族や親せき、友人の無事を祈り多くの人が悲しみの中にいました。

私の恩師は、神戸で下宿していた娘さんを探して
遠い町から車を飛ばして駆けつけましたが、大渋滞、交通マヒなども
あり、到着した時には、下宿のアパートは崩壊
あちらこちらの避難所をまわり20歳の娘さんの無事を祈りましたが
見つからず、下宿が崩壊したところを手で掘り返して
冷たくなったお嬢さんを発見されました。

悲しい心のちぎれるような思いがたくさんありました。
このように23万人もの人が避難所にいたため
心配して駆け付ける人も多かったことと思います。

その中で、神戸に住んでいたある10代後半の娘さんR子ちゃんと
そのお母さんもやはり、無事でしたが、近くの小学校の避難所で寒さに震えながら、過ごしておられました。

そんなとき、その避難所へある大阪のご夫婦が訪ねてこられました。
10代の娘さんR子ちゃんが無事かどうか心配で大阪から
あちこちの避難所を探してやっとめぐりあえたのです。

R子ちゃんのお母さんは、面識もないご夫婦がなぜ
自分の娘を探してわざわざ訪ねてきてくれたのか不思議でした。

理由を聞くと

R子ちゃんが子供の時、R子ちゃんとお母さんは
大阪に住んでいたのですが
その頃、学校でイジメがあり、一人の女の子がひどく
傷ついて苦しんでいました。

たった一人、クラスで R子ちゃんだけがそのイジメられた子を
守り、イジメの盾になり、励まし続けて支えてあげていたそうです。
そのおかげで傷ついた女の子は立ち直ることができました。

学校のイジメというのは陰惨で、イジメられた子を
かばったりした子が今度は、標的になり仲間はずれにされたり
イジメられたりという事が多いのです。
ですから、イジメを見て見ぬふりをしたり、イジメる側に加担する子が多いのです。

誰も助けてくれない、誰にもイジメのことを話せないと
自殺する子もたくさんいるのです。
どれだけ、イジメで多くの子供が日本中で自殺しているでしょう
R子ちゃんのような子供がいたら、そういう傷ついて絶望した子は
救われるのです。

勉強ができるとか、授業態度が真面目だとか
そういうところで子供を評価する先生は多いです。
言葉が乱暴だったり、見た目が派手だったり、
先生に対しても誰に対しても間違った事はハッキリ言う、
そういうところで「あの子は悪い子、嫌な子」とうわべだけで判断する誤解する大人やまわりの子供も多いのです。

でも、私は、本当に人として必要な愛や正義や勇気を
持っているR子ちゃんのような子供こそ私は評価します。

たった一人で イジメられた子を守り抜いたR子ちゃんは
子供なのに美しい心と勇気、正義感をもった子だと思います。

実は、訪ねてこられたご夫婦の子供さんがそのイジメられていた
女の子のご両親でした。
娘の一生の恩人であるR子ちゃんが、大震災の中、無事でいるかどうかが心配で心配で、どこにいるかわからないけれど
とにかく避難所をまわりまわって、やっと見つけて喜んでおられ
ました。

R子ちゃん自身が日々自分の事を自慢したりするような子ではなく、
そのようなイジメの女の子を助けていたという話も
娘のR子ちゃんから聞いた事も一度もなかったので、お母さんは
はじめてそれを知って本当にうれしかったそうです。

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R子ちゃんは、実は私、おつるの友人です。

でも私もR子ちゃんからそんな話を一度も聞いた事がなく
(彼女は過去の事を自慢するような子ではないので・・・)
昨日、R子ちゃんのお母さんが涙ながらにお話するのを聞いて
はじめて知りました。

私も泣きました。

私は学校で働いているので R子ちゃんのようなタイプの
女の子を見てきたので、やっぱり彼女はそういう人なんだと
私の思うとおりの人だったなといまさらながら思いました。

R子ちゃんというのは、実は、Jellyちゃんの事です。


はじめて彼女に出会ったのは、中国により迫害されている
少数民族支援のデモ、東トルキスタンのデモでした。
それまでは動物愛護のため、殺されたり捨てられたりするペットの
保護のための活動をしていたそうです。
少数民族への迫害を 心優しくて正義感の強い彼女は憂いていました。

それから、Jellyは、現代撫子倶楽部という会をたちあげて
日本の子供たちのため、理不尽を許さないと
保守活動に果敢に取り組んできました。純粋すぎて不器用で
誤解される事もありますし、美人の彼女には嫉妬からの中傷も多いですが、負けずに頑張っています。

彼女は「お母さん、私を強い子に育ててくれて有難う」と
お母さんに話したそうです。

どうぞ、これからも彼女を応援して下さい

彼女がこの記事を見たら
「やめてくださいよ〜 何も私、していないですよ〜」と
いつもの調子で照れて怒りそうです。



2012-02-10 04:18 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| 現代撫子倶楽部 / 教育について |
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