素材・エネルギー
経産省、メタンハイドレートの海洋産出試験を開始
掲載日 2011年04月04日
経済産業省は、世界初となるメタンハイドレートの海洋産出試験を始める。静岡県沖から和歌山県沖にかけての海底「東部南海トラフ」で2011年度中に掘削を始め、12年度にメタンガスを生産する。2カ所ある掘削候補地のうち、海底からの深さが十分ある1カ所を優先する方針を固めたもので、経産省はエネルギーの自前調達の観点から18年度までに商業生産が可能な技術を確立する。
メタンハイドレートは、メタン分子と水分子が低温高圧環境で固体になったもので、「燃える氷」などと呼ばれる。メタンを抽出すれば天然ガスとして使える。
日本近海に広く存在を確認している貴重な天然資源で、これまでの調査では東部南海トラフに日本の天然ガス年間消費量の14年分にあたるメタンを含むメタンハイドレートを確認した。
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