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【社会】

警視が職務情報ネット投稿 山梨

 インターネット交流サイト「フェイスブック」に、山梨県警の警視(57)が「火事の現場では二人死んでました」などと職務上知った情報を投稿していたことが九日、県警監察課への取材で分かった。県警関係者によると、警視は刑事部鑑識課トップの課長。

 フェイスブックは実名登録が原則で、公開範囲を指定できる。

 県警は「詳細は調査中だが、職務上知りえた内容を慎重に取り扱い、誤解のないように指導する」としており、警視から事情を聴いている。投稿は現在、見られなくなっているという。

 監察課によると、警視は自身を「山梨県某機関の職員です」と紹介していた。今月一日、「火事の現場では二人死んでました。明るくなったら本格的な検証です」と投稿。昨年十二月二十八日には「仕事納め式の後、職場の事務室が居酒屋になってしまいました」などと書き込み、酒とみられる瓶と自分を写した写真も投稿していた。

 投稿は勤務時間外だった。火事の内容について、県警は「投稿時、既に警察として発表していた内容」としている。

 

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