ゲームは「1日○○時間まで」って、おうちでのルールだと思ってました。
つい先日、韓国で16歳未満のXbox LIVEへの夜間アクセスが禁止になったことをお伝えしましたが、韓国といえば、いわずと知れたオンラインゲーム天国。みんなが首をながーくして待っている『ディアブロ3』の発売も左右するといわれるほど、その人気は絶大です。
しかし一方ではそれが社会問題にもなっており、韓国政府の悩みのタネになっているのも事実。そんな韓国で7日、小中学生を対象にした超厳しいゲーム規制法案が提出されました。
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この法案、一言でいうと「ゲームは1回2時間、1日4時間まで!」という内容で、オンラインゲームはもちろん、ネットワークに接続するスマホのゲームや、据え置きゲーム機も対象。「青少年のゲーム中毒解消および睡眠時間の保護」を目的に、議員10名によって国会教育科学技術委員会に提出されました。
もしこの法案が通れば韓国のゲーム業界に大きなダメージを与えるのは間違いなく、業界の反発は必至。しかし、すでにゲーム規制の実績がある韓国では、この法案が通る可能性もゼロではなさそうです。さらにこの発表を受け、韓国ではゲーム関連株の株価が一斉に急落するなど、すでに影響もではじめています。
ただ、オンラインゲームはともかく、コンソール機はどうやって制限するつもりなのでしょう? 施行の可否とともに、その制限方法も気になりますね。
国会議員10名により「青少年ゲーム制限法」発議。スマートフォンやコンソールも包括 [sgame]
PIC[Thinkstock Images]
(奥田高大)