集中力を養うのにいいと最近始めたゴルフの構えを披露する亀田興毅=東京・葛飾区の亀田ジムで
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WBA世界バンタム級王者亀田興毅(25)=亀田=が8日、東京都葛飾区の亀田ジムで会見。4月4日に横浜アリーナで、同級12位ノルディー・マナカネ(28)=インドネシア=と4度目の防衛戦を行うと発表した。興毅は「快勝して格の違いを見せつけたい」と意気込んだ。
◆WBA12位と対戦
「いい試合をして次の上の試合につなげるようにしたい」と興毅。“上の試合”とは、同級1位ウーゴ・ルイス(メキシコ)との対戦だ。
興毅は2010年12月に日本人初の3階級制覇を達成した。しかし、昨年1月にルイスが暫定王者になり、今年3月に3度目の防衛戦を予定している。WBAは暫定王座を昨年で廃止し、1月にルイスを1位にしたが、ルイスの防衛戦は新制度前に決まっていたのでそのまま実施。WBAは興毅に統一戦を義務付けているが、交渉は難航しており、夏ごろの開催を目指している。
今回のマナカネ戦は、そのためのステップ。マナカネは右ボクサーファイターで、35戦24勝(15KO)10敗1分け。分析はこれからだが、興毅は「体ががっしりしている。ガンガンくるのかな」と予想した。 (山崎照朝)
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