猪木、元大相撲霧の若に合格点

　「ＩＧＦ」（１７日、ＴＤＣホール）

　ＩＧＦのアントニオ猪木社長（６８）が８日、都内の道場に足を運び、昨年４月に大相撲の八百長問題で引退した元霧の若こと岡本将之（２８）の公開練習を査定した。ボブ・サップ（米国）とのプロレス転向第１戦（１７日・東京ドームシティホール）へ向けて異例の“けいこ総見”を行ったもので「寝技も進歩している。いい感じだしセンスがある」と、合格点を与えた。

　先輩の鈴川真一らと約２時間のスパーリングを行い、御大から「見られているんだから、だらだらした顔つきをするな」と厳しい声も飛んだ。“闘魂”注入された岡本は「見てもらえて燃えた。プロの気構えを諭された」と、白星発進へ闘志。サップ戦を体験している鈴川は「ぶちかましていけば大丈夫」と、エールを送った。

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