福島農協の庄條会長やJA全農の萬歳会長が、鹿野農水大臣に対し、風評被害で買い手がつかなくなった米の早期買い取りを要請しました。
萬歳会長:「生産現場には不安と混乱が生じているので、生産現場が安心して農業に取り組めるよう、国の責任において万全な対策を講じてほしい」
福島農協やJA全農が要請したのは、風評被害で買い手がつかなくなった米の早期買い取りや今年作付けできる地域の早期決定などです。特に、新基準として検討されている100ベクレル以上500ベクレル未満の米については、風評被害のため買い手がつかない状況のため、国に早期の買い取りを要請しました。一方、食用として使用できなくなった作物については、バイオ燃料として利用することを進言したうえで、その変換工場の建設なども合わせて要望しました。