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110万台超 ウイルス感染させたか

2月8日 23時9分

110万台超 ウイルス感染させたか
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パソコンにインターネットのサイトの利用料金の請求画面を表示したまま消去できなくなるコンピューターウイルスを巡る事件で、サイトの運営会社の社長らが、別の利用者にもウイルスを感染させた疑いで再逮捕されました。
警察は、110万台余りのパソコンに感染させ、利用料金の名目で6億円を得ていたとみて調べています。

この事件は、東京・世田谷区のインターネットサイトの運営会社の社長、堀本真也容疑者(33)ら6人が、サイトの利用者のパソコンに、コンピューターウイルスを感染させたとして、京都府警察本部に逮捕されたものです。
このウイルスは、サイトのボタンをクリックすると、利用料金としておよそ7万円から12万円を請求する画面がパソコンに表示されたまま消去できなくなる仕組みで、警察は、別の利用者のパソコンにも感染させたとして、不正指令電磁的記録供用の疑いで、8日、6人を再逮捕しました。
堀本社長らは、料金が振り込まれると請求画面を消去する方法を電話で教えていたということで、警察は、110万台余りのパソコンにウイルスを感染させ、およそ1万人から6億円を得ていたとみて、詐欺の疑いでも調べています。
調べに対して堀本社長は、ウイルスを感染させた容疑を大筋で認めているということです。