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タイ アジア最大規模の軍事演習

2月7日 23時41分

日本をはじめアジアの国々とアメリカが合同で実施するアジア最大規模の軍事演習がタイで始まり、軍事面での各国の連携強化を目指して平和維持活動や人道支援の訓練が行われることになっています。

「コブラ・ゴールド」と名付けられたこの軍事演習は、アメリカ軍とタイ軍の主催で日本や韓国、シンガポールなど合わせて7か国のおよそ1万3000人が参加するアジア最大規模のもので、ことしで31回目となります。
7日は、タイ東北部の空軍基地で各国の軍や大使館関係者などおよそ200人が参加して開会式が行われ、あいさつに立ったアメリカ軍の幹部は「アジア地域での軍事協力の重要性がますます高まっている」と強調しました。
演習は7日から11日間の日程でタイの各地で上陸作戦や戦闘機などを使った訓練が行われるほか、日本からは自衛隊員と防衛省の職員の合わせて75人が参加し、住民の救出や医療支援など平和維持活動や人道支援の訓練を行う予定です。
また、この地域への影響力が強まっている中国をはじめ、およそ20か国がオブザーバーとして参加し、軍事面での各国の連携強化が図られます。