2012年 2月 8日 |
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海底トンネル事故捜索難航
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倉敷市で5人が行方不明となっている海底トンネル事故で8日も県警による捜索が行われましたがガレキや重油などで難航し、発見には至っていません。捜索は午前10時半から県警のダイバー4人が立て坑内に潜り行方不明の5人を捜索しましたが大量のガレキが邪魔して思うように捜索できず、途中からガレキの撤去が先に行われました。重油などで視界も悪く、午後捜索は打ち切られました。一方、トンネル先端の海底で見つかった直径20メートルのくぼみについて調査した海上保安部は事故と関係があると見ています。またトンネル工事を請け負った鹿島建設は2年前の海底調査ではくぼみは確認できなかったと会見で話しました。鹿島建設は事故直前に現場監督から携帯電話で電気系統のトラブルを伺わせる連絡があったことを明らかにしました。詳しいトラブルの中身や事故との因果関係は分かっていません。鹿島建設ではパソコンに残された掘削状況を管理するデータを復旧し事故当時、異常がなかったか詳しく分析することにしています。
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アパート火災で1人死亡
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8日朝、岡山市でアパートを全焼する火事があり、1人が死亡しました。この火事の影響でJR瀬戸大橋線が一時運転を見合わせるなどダイヤに乱れが出ました。8日午前10時20分頃、岡山市南区東畦でJR妹尾駅近くの「東畦ハイツ」から煙が出ているのを近所の人が見つけ、119番通報しました。火は約1時間10分後に消し止められましたが、2階建てのアパート約280平方メートルを全焼し、1階の焼け跡から遺体が発見されました。アパートには4世帯7人が入居していますが、警察では、火事のあと行方が分からなくなっている無職の井上潔さん(69)と見て、身元の確認を急いでいます。この火事の影響で瀬戸大橋線が、約1時間半にわたって運転を見合わせるなど約6300人に影響が出ましたが、現在は平常ダイヤに戻っています。警察と消防で火事の原因を調べています。
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後楽園で育てた梅の苗木を販売
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日本三名園のひとつ岡山市の後楽園で園内で育てた梅の苗木が初めて一般に販売されました。これは、後楽園が園内の梅の魅力を身近に感じてもらおうと企画したものです。後楽園では2008年頃から接ぎ木で苗木を育てていて、これまで水戸の偕楽園などに苗木を贈っています。寒紅梅や白加賀など5種類40本を販売しましたが後楽園ゆかりの苗木とあってすぐに売り切れる人気ぶりでした。後楽園の梅林には約20種類、約100本の梅の木があって早いものは花を咲かせ始めています。後楽園によりますと今年は寒波の影響で花の咲き始めが1週間程度遅くなっていて見頃は今月末頃からになりそうということです。
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