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事件
【連続不審死第16回公判詳報(7)完】抹茶オレやビーフシチューに入った睡眠薬は気付かない 大学教授が証言
《大熊裁判長は検察側の異議を認め、弁護側に「質問を変えてください」と伝えた》
《弁護側はハルシオンの睡眠作用について質問するが、大学教授の証言は、質問とうまくかみ合わない》
弁護人「(安藤さんが木嶋被告に睡眠薬を)飲まされたかは争いがありますが、一般論で、睡眠薬でもうろうとさせることは?」
証人「寝ちゃだめなんですよね。例えば点滴のように投与すれば、うつらうつらしますが、面倒ですね。どれくらいで寝てしまうかも(事前に)確認しておかなければなりませんし」
《弁護側の質問が終了し、いったん休憩に入った》
《再開後は検察側が請求した供述調書の朗読が行われた。安藤さんが平成20年10月に浦安市のホテルで倒れた際に搬送された病院の医師によるものだ》
《医師は供述調書で「安藤さんが倒れる2週間以前に小規模な脳梗塞(のうこうそく)を発症しており、(ろれつが回らない)構音(こうおん)障害は説明できるが、意識障害や失禁の理由にはならない」と指摘した》
《「さまざまな原因を調べた結果、薬物中毒は可能性が考えられる。薬物に対する検査をしておけばよかった」とし、「多量であれば症状の説明がつき、刺激を与えなければ眠ってしまう状態にあったということも矛盾なく説明できる」と指摘した》
《調書の朗読が終わり、この日の審理が終了。木嶋被告は緑のフリースジャンパーを羽織って法廷を後にした》
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