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事件
【連続不審死第16回公判詳報(7)完】抹茶オレやビーフシチューに入った睡眠薬は気付かない 大学教授が証言
《木嶋被告に殺害されたとされる東京都千代田区の会社員、大出嘉之さん=当時(41)=は事件直前、木嶋被告からビーフシチューを振る舞われたという》
検察官「ぜんざいやおしるこは?」
証人「はい」
検察官「抹茶オレは?抹茶オレ、分かります?」
証人「分かりますよ。抹茶オレ自体苦いので(混入は分からない)。味が濃いですから」
《6日の公判で明らかにされた安藤さんと木嶋被告のメールのやり取りで、木嶋被告が「何を飲みたいか」と尋ねたところ、安藤さんは「抹茶オレ」と返答。木嶋被告は「作ってあげますね」などとメールを送っていたことが明らかになっている》
《検察側の証人尋問が終わり、続いて弁護側の大学教授に対する質問が始まった》
弁護人「(ハルシオンを服用した場合)血中濃度はいつ最高になりますか?」
証人「(服用から)1・5時間後です」
弁護人「(効果が半分程度に弱まる)半減期は?」
証人「データによると、初日はピークを迎えてから1・4時間後くらいですね」
弁護人「睡眠薬で手足のしびれが発生することは?」
証人「申し訳ないが、薬理は専門ではないので…」
《ここで、弁護側が小声で打ち合わせを始めた。検察側が弁護側の質問に対し、異議を申し立てる》
検察官「(弁護側の質問は検察側の)主尋問の範囲外だ。教授は薬理学について専門外。薬理学については明日の証人で質問しますので」
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