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'12/2/8

架線切断続く広電に厳重注意


 中国運輸局は7日、1月に続いて6日夜にも広島電鉄(広島市中区)の路面電車の路線で架線が切れる事故が発生したのを受け、同社を厳重注意した。

 運輸局は架線などの設備を緊急点検して事故原因を調査し、再発防止策を報告するよう指示。事故が交差点で起きた点に着目し、特に交差点を入念に点検するよう求めた。この日、運輸局の若村久信鉄道部長が広電の藤元秀樹取締役に伝えた。

 広電は7日、事故を受けて広島市や廿日市市の全路線を対象に架線などを点検した。週内に終える予定。

 広電は事故原因は「調査中」とし、「乗客にご迷惑を掛け大変申し訳ない。二度と起こらないよう点検、整備に努める」としている。

 同社の路面電車は1月12日、広島市中区の土橋電停付近で架線が切れ一時運休。今月6日夜にも西区観音町で架線が切れているのが見つかり、運転を見合わせた。




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