HOME » ニュース » 球技専用スタジアム建設地検討開始

ニュース NEWS

球技専用スタジアム建設地検討開始

京都府は、サッカーなど球技専用スタジアムの整備に向けきょう、有識者による委員会を発足し建設地の検討を本格的にスタートさせました。調査委員会は、サッカーやラグビー、アメリカンフットボールなどの国際的な試合や全国大会が開催できるスタジアムの新設を目指し京都府が設置したもので、はじめに山内修一副知事が「透明性、公平性をもって、建設地の選定を進めてほしい」と挨拶しました。委員会は、京都出身の元日本代表選手で日本サッカー協会顧問の釜本邦茂さんをはじめ、スポーツや都市計画など各分野の有識者8人で構成され、地盤、地質の専門家京都大学の大西有三副学長が委員長に就任しました。スタジアム建設地の無償提供を求め府が去年行なった公募には、京都市のほか、城陽、舞鶴、亀岡の3市と京丹波町が名乗りを挙げています。きょうの初会合では、府の担当者が5つの候補地について、写真と地図を示しながら交通アクセスや土地の形状などの概要を説明し、委員からは、振動や騒音の影響、スタジアムの収入など建設後の運営も念頭において検討すべきという指摘があがっていました。府は今後、月に一回程度委員会を開き、自治体からのプレゼンテーションや現地調査を経て、ことし6月までにスタジアムの建設地を選定したいとしています。

日時: 2012年2月 8日 20:00